こんにちは、スタルペスです。
昨日、東京では開花宣言が発表され、いよいよ列島は春色に染まっていきます。
私たちも春を感じたくて、玉名市の菊池川河川敷の菜の花を見に行ってきました。
「柳風公園」の菜の花は今が満開で黄色一色となっています。
※菊池川の河川敷「柳風公園」の菜の花
菜の花の香りがあたり一面に漂っていて、子供の頃に菜の花畑を駆け回っていた時のことを思い出しました。
公園には、カメラを抱えたグループや学生、老齢のご夫婦らしき方など多くの人たちが来ていました。
※一面"菜の花"です。
待ち遠しかった春がようやく来てくれたことに皆、全身でそれを感じとろうとしているかのようです。
※満開の菜の花
黄色の絨毯を敷き詰めた河川敷から北に5分ほど行ったところに、我が熊本が誇る古墳「江田船山古墳」があります。
何度も訪問した場所ですが、昼食まで少し時間があるので行ってみることにしました。
※おなじみの「江田船山古墳」
事前の情報では、石室入口のドアが故障しているので、石室見学はできないと聞いていましたが訪問した時はまだ修理をしておらず、故障ながらも石室を見学することができました。
※江田船山古墳の後円部
この、石室には組み合せ式の家形石棺が収められていますが、いまからちょうど10年前の熊本地震で大きな亀裂が入り現在は石棺内部の金属フレームで補強措置がとられています。
※石室は、ドアノブ故障中!!
清原古墳群の中で最古で最大の古墳がこの江田船山古墳です。
なぜこの古墳が特別なのかというと、日本最古の本格的記録文書である75文字の銀象嵌(ぎんぞうがん)銘をもつ大刀(鉄刀)が出土したことによります。
※江田船山古墳の石棺
この鉄剣には、以下の内容が記されていました。
『ワカタケル大王が天下を治めていた時代に、文書を司る役所に仕えていた、その名は”ムリテ”、8月に大きな鉄窯を用いて4尺の立派な太刀を製作した。80回、90回に至るほどに丹念に打ち、鍛えたこの上もなく上質の太刀である。この太刀を身に着ける者は、長寿を得て子孫が繁栄し、恩恵を受けることができ、その支配地を失うことはない。命じられて太刀を製作した者の名は"イタカ"、銘文を書き記したものは”張安”である。』
※造出し部からくびれ部
実は、この銀象嵌鉄剣でどうしてもわからなかった点が「獲□□□鹵大王」の意味でした。それが、埼玉県行田市の稲荷山古墳から出土した「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」の解析から、「獲加多支鹵大王」であることが分かり「ワカタケル大王」いわゆる雄略天皇であることが分かりました。
※清原古墳群から発見された石製品(手前は腰かけ石または俎板と言われています)
江田船山古墳のムリテさんは、文人として獲加多支鹵大王(雄略天皇)に仕え、稲荷山古墳のヲワケさんは武人として獲加多支鹵大王(雄略天皇)に仕えていたことが分かります。
ヤマト王権は、地方の豪族を統治するために、豪族の首長の子弟をヤマトで天皇に仕えさせることで、いわゆる「人質」をとった政策が垣間見えます。
※チブサン古墳の石人(レプリカ)
527年の筑紫君磐井の乱の折にも、新羅に奪われた南加羅・喙己呑(とくことん)を回復するため、任那へ向かって出発した近江毛野(おうみのけな)に対しては磐井は「お前とは同じ釜の飯を食った仲だ。お前などの指示には従わない。」と言ったと日本書紀に記されています。
※石人・石馬は磐井の乱以降消滅します。臼塚古墳の石人(レプリカ)
近江毛野は近江国の豪族です。おそらく筑紫君磐井も近江毛野もヤマト王権で大王のもとで仕えていたのだと思います。
「人質」とは言いすぎかもしれませんが、ヤマト王権が支配下においた豪族は子弟をヤマトに派遣し役人や武人として使えさせたのではないでしょうか。
※京塚古墳(5世紀後半)、多くの円筒埴輪が出土しています。
派遣された子弟たちも、ヤマトの偉大さを肌身で感じ、逆らうことはできないと感じるとともにヤマト王権に仕えることが自らのアイデンティティとしたのではないかと考えます。
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さて、この日のランチは玉名市の「嶺敦(れいとん)」さんです。
※玉名市の中華「嶺敦」さんです。
今回で3回目の訪問です。
味は申し分ないことは織り込み済みです。
今日はAランチを注文!!
※Aランチ(サラダもあったのですが先に食べちゃいました)
麻婆豆腐と酢豚とスープ餃子がついて1,350円というリーズナブルな値段の上、しかもおいしいときているので人気がないわけはありません。
※宮崎美子さんと六代目中村勘九郎さんのサイン
今日も開店と同時に入店しましたが、すでにテーブル席は満席でカウンターで頂くことになりました。
店を出るときには、すでに行列ができている繁盛ぶりです。
私は玉名で一番の中華料理店だと思います。
ご馳走様でした。














