先日、某県立高校の放送部へ
アナウンス指導に行ってまいりました
今回は「鼻濁音」について 徹底的にトレーニングしましたよ
日本語の発音において 「ガ行」の鼻濁音は とくに重要ですが、
近年は あまり気にされなくなってきていますね。
とくに若い人は ほとんど使っていません。
しかし、俳優や 声優、放送に携わる人、
接客業をされている方などには とても大切な発声方法です
(ちなみに、ドラマ半沢直樹を見ていると
しっかり鼻濁音で発音されている俳優さんが多く、
さすが歌舞伎役者さんと一人感動しておりました)
鼻濁音は主に東日本を中心に見られます。
しかし、中国地方や 九州地方になると
ほとんど見られない発音なので
高校生のみなさんも やはり初めて聞いたという生徒さんばかりでした。
鼻濁音とは 濁音の子音を発音する時に
鼻に音を抜きながら発音する音です。
日本語共通語で 鼻濁音が使われるのは 「ガ行」を発音する時です。
極端に言うと 「ガ」ではなく 「ンガ」に聞こえるような発音ですね。
しかし「ガ行」全部を鼻濁音にしてしまうと 気持ち悪いので、
ある一定の法則に乗っ取って使用します。
この法則が けっこう ややこしいのですが、
しっかりルールを お伝えしました
言葉の発音というと 英語の発音の方を
一生懸命 練習される方が多いと思いますが、
実は日本語の発音も 奥が深いんですよ
コツが必要な発音ではありますが 一度見につけると
とても美しい日本語を話すことが できるようになります
ビジネスシーンでも役立つので
ぜひ身につけていただきたい発音です
今回 放送部のみなさんには
新聞を使った 清水オリジナルのトレーニングで
鼻濁音をレッスンしていただきました
2時間のレッスンで 鼻濁音を使う時のルールと
発音方法を理解し、マスターしていただきました
みなさんの発音がグッと変わりましたので、
今後がますます楽しみです
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