Q.講師一年目の夏に影響を与えてくれた講習会の講師名

A.名前は覚えていませんね。確かライフダイナミックスだったと思います。バブルの頃そういったセミナーが流行りました。



Q.生きていく上で大切にしている価値観

A.「2人とも勝ち」、「貢献」です。



Q.数学力、指導力の向上のためにやるべきこと

A.予習に時間をかけること、最新の入試問題を解くことだと思います。



Q.指定校推薦など年内入試にシフトし腰を据えて数学を学ぼうという生徒が激減している。特に共通テストは無理して受けなくてもいいと思っている。

A.推薦入試は大学本来の意義すら否定しかねない制度になりつつあると思います。

受験勉強すらしないでそこそこの大学に入れてしまう。特に私大の推薦入試は金目当てにしか思えません。予備校の未来を憂いて言うわけではありませんが早く無くなって欲しいと思います。

国立の場合は少し事情が違うように思いますが、共通テストで十分学力は測れるということなのでしょう。確かに表面的な頭のよさや処理能力は測れると思いますが、それが本当に優秀なことか不明です。





Q.難関大コースの全員に京大模試(プレ、実戦、オープン全て)を強制的に受けさせる学校の取り組み方について

A.全員に受けさせるなら総合模試と共テ模試でいいし、京大を受けない生徒まで受けさせるのはどうかと思います。ましてや3つ全て受けさせるのは異常なことのように思えます。何か考えがあってのことと思いますが、模試を受ける事によって奪われる勉強時間、休息時間は馬鹿になりません。

大学別模試は受験者数の多い所を一つ受ければ十分だと思います。




Q.どうしたら地方校から東大に合格出来るか?

A.学校ぐるみでカリキュラムを考え、教科書を二年次で終わらせる取り組みをするのが得策だと思います。






Q.場合の数、確率、図形問題の苦手な生徒に対する指導法

A.昔から図形、整数問題、確率、証明問題は生徒が苦手な分野としてあげられます。

整数問題、確率に関しては頻出パターン問題を簡単なものから慣れさせることをお勧めします。今回のテキストに載せた例題をレベルに合わせてご活用いただければ幸いです。

特に確率と場合の数の違い、区別と同一視がポイントになるかと思います。

図形は共テについてかと思いますが、使う定理を教えて数問演習させたら後は時間、日数無制限で考えさせるのが良いかと思います。方べきや接弦定理、メネラウスはあらかじめ慣れ、身構えてないと見えてこないと思います。共テ数1Aで差がつくのはデータの分析と図形で理系の方が寧ろ不得手な生徒が多い気さえします。高一から共テ対策を心掛けていて欲しい分野です。






Q.問題選びのコツ、その際に気をつけていること

A.解説に時間がかかり過ぎる問題、計算量の多過ぎる問題は避けています。あと難問と評される問題は必ず解いてみて細部に渡って注意する必要があります。

合格者の現状レベルにあわせた選別が重要だと思います。






Q.長い間ファンを維持する方法

A.ファンというものを意識したことがありませんが、こう見えても親切に対応しようとは心掛けています。





Q.偏差値60を超えられない生徒に対する指導法。東大、京大、科学大、一橋大などの初見の問題に対するアプローチ

A.パターン問題を確実に完答出来る学力を付けることが一番重要で実際にはもうそれでいいと思っています。一部を除けばそれが合格者の現状だと思います。ただそれでは合格できない大学もあるのが現実で、教える側としては生徒が考えたくなる問題を選んで投げかけてあげることだと思います。

やはりある一線以上は授業より自分で解くことが効果的と考えます。




Q.共通テストの成績を上げる方法

A.時間無制限で考え、解くことだと思います。解説を聞いてわかる生徒であれば解くのに必要な道具は揃ってるはずですから、その考える時間は無駄ではないと思います。

すぐ答えを見て覚えるみたいな勉強では対策にならないと思います。

ただ生徒によっては能力的にもう伸びない場合もあるので、ある程度やったらいい意味で諦めることも時間を有効に使う術だと思います。





Q.高三の夏まで進度学習があるが、秋以降の共通テスト、二次私大対策の割合について

A.共通テストの授業は下の層はさておき、ある程度以上の生徒にはあまり意味がなく徹底して自学させるのが良いと思います。過去問や大手予備校が出している青本、黒本、白本をやらせるのが良いと思います。

それに対して二次私大は知識を与えることが有効なので授業ではそちらをやるのが有益だと思います。





Q.高一、高二でさぼった生徒が高三で逆転合格するのは難しいと思う。それを高一ニ生に伝える方法

A.現実を知らしめることではないでしょうか?将来学歴なしで生きていけるのか?と聞いてみるのもよいと思います。先にも書きましたが高校生にはバイト経験をさせるのがいいと思います。学校では教えられない本当のことが学べます。




Q.軌跡と領域を指導する際に注意していること

A.逆にこの時などと言う儀式は不要と思っています。同値性の強調は時と場合によって有益だったり生徒の現状にマイナスだったりすると思っています。

勿論与えられた条件を全て同値に翻訳する分野でそれを教えるのですが。




Q.生徒のモチベーションを上げる方法

A.高校を卒業したら人生すべて自己責任と言う社会の現実を伝えることではないでしょうか?事実を伝えることは能力の低い生徒にとっては脅しに相当しますが、努力したことのない生徒には良いきっかけになると思います。とてつもない将来への不安が彼らの真の力を呼び起こすかもしれません。





Q.首都圏の生徒と競うモチベーションを与える声掛けの仕方

A.高校入試と違って全国区ですからね。

大都市、海外で働く未来等、将来を意識するような話をHRなどでされてはいかがでしょうか?




Q.中学生で優秀な生徒に高校範囲を教える際にどの単元に重点を置くべきか?

A.先取り学習であれば教科書の順番が良いかと思います。中学生に興味を持たせるべく発展事項を紹介するのであれば、図形問題辺りがパターン以外の思考力を培う上で有益だと思います。

 


Q.入試問題のいたずらな難化が与える悪影響について

A.今年難しかったのは東大理科と旧東京医科歯科くらいで今後は落ち着いていくと思います。もう難問を解けるという能力をあまり評価しなくなってきているように思います。

全体的には今後どんどん平易になって行くと予想します。



Q.中高一貫校に於ける中3高一高二の時点で身に付けるべき力

A.パターンは普通に学んでいれば身につくので今回の[2]でご紹介したような思考力を養うコンセプトの問題を楽しんで解いてもらうことではないでしょうか?