という訳で・・・前回、「今後各メーカーから魅力あるラインアップが登場」と言いましたが、本日早速登場したのが「ホンダS660」です!
今を去ること19年前、やはりホンダから「ビート」という軽自動車規格のミッドシップスポーツが発売されて以来の軽自動車による本格スポーツの登場です。
ミッドシップレイアウトというのは乗員の座席のすぐ後ろにエンジンを配置することによって、重量物を車体の中心に近づる手法です。車体の中心に重量物があるということは慣性モーメントが小さくなりますから、旋回に有利になります。いわゆる「コーナーリングマシン」ですよね。
ただし乗員の後ろにエンジンがありますから当然ながら実用性はありません!
走ることのみを目的とした純粋なマシンと考えて良いでしょう。
当然ながらS660には荷室(トランク)はありません。日本車にしては珍しく走る機能のみを与えられています。詳細は雑誌に譲るとして、純粋にクルマのハンドリングを「スポーツ」として追及されたクルマは少ないのです。今年発売予定の新型ロードスターもこの部類に入ります。
このS660は良くダイハツの「コペン」やスズキの「アルトRS」と比較されていますが、この3車は似ているようで全く性格は異なります。
「コペン」はダイハツの2座席オープンカーです。ここだけ取ればS660と同じですが、コペンはFFです。
前輪駆動はスポーツではないとは言い切れませんが、コペンはスポーツカーではなくスペシャリティカーでしょう。あくまで2座オープンを快適に楽しむためのクルマであって、間違ってもハンドリングを楽しむために作られたクルマではありません。
「アルトRS」は確かに圧倒的な軽量化による動力性能が魅力です。
しかしRSも「アルト」にターボを搭載しただけのクルマです。結果的にはその軽量ゆえにとんでもない速さを纏いましたが、「速い」だけです(笑)。
クルマを操る喜びというのは自分の意のままにクルマが動くことだと小生は考えています。
単に速ければ良いのであればRSでも良いでしょうし、オープンエアリングを満喫したいのならばコペンで良いと思います。しかしどちらも「クルマを操る楽しさ」では絶対にS660にはかないません!
これはクルマに求めるものが何か?ということですから、それぞれの答えは異なります。
迷われている方も多いとは思いますが、ここは充分に悩んでいただいて自分の一台を選択してみてください!

