反原発デモ
原発反対集会がノーベル賞作家の大江健三郎氏などを中心に十万人規模で
行われたようです。
800万人近い署名を集めて官邸に提出したのに、大飯原発が稼動したのを、
悪のように息巻いていました。
もし、そんなに原発を止めたいならば、国民の半数以上の署名を集めて抗議
すべきです。
国民の一割にも満たない署名で国の政策を云々するのは、おかしな話です。
そんなに、あなた方に正義があるのか?
彼等、集会に参加した人にとって原発は悪に違いありません。
彼等の正義の尺度には合わないからです。
ただ、正義は人によって、生活環境によっても違います。
彼等の抗議の仕方も暴力的にも見えます。
また、市民を名乗っていますが、結局は個人的な意見です。
全市民が同じ考えを持っている訳ではありません。
電力不足で節電を迫られている企業や家庭は、原発を稼動して欲しいという
意見も多くあります。
マスコミは、原発停止の意見を多く取り上げますが、実際の意見が同じとは
限りません。
それにテレビやインターネットのアンケートに積極的に参加するのは原発に
反対の考えを持つ人です。
原発の稼動に賛成の意見を持つ人は、積極的に意見を言わないと思います。
また集会などにも積極的に参加しません。
マスコミが敵視している意見は言い辛いものです。
それに反対運動は起こりますが、賛成運動というのは起こりにくいものです。
反対派は科学的より感情的、賛成派は目の前の生活第一。
原発の様に、危険と、安全保障上の必要性があるものは、より科学的な見地
と国益を踏まえて論議して欲しいものです。
感情的な正議論では議論になりません。