MMAの隆盛は素晴らしいと思います
PRIDE時代のように
いち格闘家が格闘技だけで食える
食えるだけじゃなく
巨額の富を得られる道がアメリカと云う舞台に構築されました
日本人格闘家は世界を目標設定として
自分の人生を懸ける程の意義を見据えることができるようになりました
しかし
MMAの世界は他のポピュラーな競技と違い
歴史が浅く
システムにおける熟成が浅いと云えます
特にステロイドや薬物に対しての規制が甘く
海外のMMAの多くの選手がステロイドをチームで科学的にコントロールし
肉体の強化を図っています
要は
直前の尿検査や日程が決まっている検査に反応がないようなプログラムを組み
検査をすり抜けています
現に抜き打ち検査以外ではなかなか検出することが難しく
おなざりになっているのが現状です
それを知った上で
知らないふりをして
世界と戦わなければいけない日本人選手
理不尽とアンフェアを重々に認識して挑戦する
賛美を送ることは簡単ですが
そのステロイドコントロールの技術が鋭鋒化すれば
それこそ
竹槍で戦車に立ち向かうことになります
投与される選手の命
それに挑む選手の命
主催者側は選手達の命を削り取るような運営を厳しく改善してもらいたいと思います