バトル漫画において敗者が殺されるパターンととどめを指されず生き残るパターンがある
殺されてしまうパターンのキャラの共通点は
・性格の悪いやつ
・陰険な奴
・主人公の周りの人を殺している奴
・強力な武器を持った奴
・死亡フラグを立てた奴
そして敵役で必ず殺されると言ってもいいタイプが、死の間際に感情的になる奴
暴言を吐いたり、怒りを表したり、逆ギレする奴
その反対に、死闘を繰りひろげ決着がつくその瞬間にある表情を浮かべるタイプのキャラは殺されず生き残るチャンスを与えてもらえる
その表情とは笑うこと
笑うといっても大声で大爆笑というわけではなく、何かを思い出すかのように微笑むというのが正解
まぁー、読者としても死の間際に怒り、憎しみといった感情を爆発させるキャラには死んでも仕方ないと思ってしまう
しかし、最後だというのに恐怖の感情より過去を懐かしんで微笑んでいるキャラがいたら、急にそのキャラクターのバックボーンに興味が湧いてくる
たとえそのキャラが散々主人公を痛めつけてきて、とどめを指す間際まで憎しみしかなかったとしても、最後のその瞬間に見せた想定外の行動ひとつが憎しみを興味に変えてしまう
おそらくこれは、想定外の行動をとられると人は「なぜそんなことをするのか?」と、興味を惹かれるようになっているのだと思う
例えるなら、
幼児や赤ちゃんは想定外の行動ばかりする
だから、目が離せない
目が離せないから、意識が幼児に向く
意識が向くというのは関心があるということと同義
つまり、これをボクらの実社会で活かすとすれば・・
みんなと同じ行動ばかりしていると、人からだんだん関心を持たれなくなってしまう
だから、ときどきは相手の想定外の行動をするように心がけるようにしたい
サプライズパーティーが喜ばれるのは、当事者が想定外の出来事に驚き、いつものパーティーよりも喜びを倍増させる効果をもたらしている
「脱ふつう思考」でいかないと恋人や上司、家族、友達に飽きられてしまうかもしれないので注意したいところ
最後まで読んでくれてありがとう