最近ではまずやらなくなったアニメのパターン

 

主人公が敵に対して何をやっても歯が立たなくってボロボロボロで

「あーーもうダメかも」っと誰もが思ったとき

いまで一緒に戦って来た、戦友が敵に殺される

それを目の当たりにした主人公が怒りで、何かに覚醒して敵を倒す

 

ジャンプ系は格闘モノが多いせいかこの手法をよく見る

だから主人公が絶望的にピンチになって、近くに親しい人がいると・・

「あーーー、この人死ぬな」ってフラグが見える

 

 

しかしながら、このよく使われた「怒り」がパワーを与えるというシナリオは正しいのかいつも不思議に思っていた

 

悟空やジャンプの主人公のように戦場に行ったこともなく空想の世界でしかないボクには、生死をかけて戦うということを理解できてない部分はたしかにあると思う

 

しかし、ボクの生きている社会では、怒りをぶちまけて何かがうまく行ったためしがない

怒りのままにケンカして勝っても負けても後味が悪いし周りの人の対応も悪くなって生き辛い

 

それに頭に血が上っている時は、話している内容は論理的でもなければ、誰のためにもならない愚策を押し付けようとしているだけ

(自分の発言を後で振り返ると恥ずかしー)

 

ちなみに「怒り」の必要性は、と言うと・・

 

身を守るために備わっている感情

危険回避・価値観や自尊心を守るなど、自分の生命、家族などの危険から守るためにある

 

メリットは頑張るエネルギーになること

(ジャンプ系のお約束)

デメリットとして、自律神経の乱れ・心拍数や血圧の上昇、血流の悪化

 

そして一時的にIQが下がり、約50%ほど判断能力が低下する

(だから口喧嘩がエスカレートすると自分でも何言ってるかわからん)

 

そして

社会的には、よく怒る人は仕事ができないとみなされる

自分をコントロールできていないと大声で宣言しているようなものだから

 

ちなみに怒りのピークは10秒程度なので、怒りを感じたら10秒間深い深呼吸をして怒りの波が下がるのを待つ・・・それから話をするのがいい

 

怒りのいい面としては、怒りの感情が人間関係や物を壊すこともあれば、それをエネルギーにして飛躍することにつながることもある

 

怒りを感じた人にそもまま感情をぶつけても対立しか生まないが、相手から受けた怒りをエネルギーにして相手を見返すような活躍、経験値に変えていくことができればいい

(その方が相手は悔しがるから)

 

ボクらはいくら怒ってもスパーサイヤ人にはなれない

だから怒りはエネルギに変換して他にやる気として使って、ムカつくあいつを見返してやる