アニメや映画、ドラマなど物語に欠かせないのが嫌われ役

 

悪役は、物語をいっそう盛り上げてくれる配役

役どころとして主人公の邪魔をするのが仕事

だから物語にハマっているファンからするとこの嫌われ役を好きになれない

 

作中で主人公がこの悪役の罪や人柄を許しても、どーしても許せないのがファン心理

 

ボクは「僕の心の中のヤバイ奴」に出てくるナンパイが嫌いだ

アニメ「僕の心のヤバい奴」

 

悪役と言ってもフリーザや両面宿儺のような極悪でもなければ、汚い手を使って主人公の裏をつくような卑怯な手を使うわけでもなかったナンパイ

(ちなみにナンパイとはナンパをする先輩の南条ハルヤのこと)

 

そんな、ある意味フツーの子を嫌いになる理由ってなんだ?

 

そもそも「嫌い」という感情はどこからくるのか?

「嫌い」とは、次の負の感情からくる

 

悲しみ・苦しみ・憎しみ・恨み・妬み・怒り・不安

 

この中でボクに当てはまるのは妬み(ねたみ)

 

妬みとは相手が自分より優れた良い状態にあることを羨ましく感じて憎く思う感情

 

つまり・・・ボクはナンパイを軽蔑の目で見ながら、心のどこかで羨ましかったってこと?!

 

たしかにボクの学生時代はナンパイのように好きな女の子に気軽に話しかけるような学生じゃなかった

(正直、うらやましー)

もっと誰にでも話しかけられる人間でいたかった

 

好かれることより、嫌われることを恐れるあまり無口になって、人間関係に波風立てないようにしてた

 

それなのに、ナンパイはいとも簡単に彼女をつくり

彼女以外にも別のかわいい娘に声をかける

 

嫌われることを恐れないナンパイのメンタルと行動力に嫉妬していたんだ

 

ボクはそんな気持ちを認めたくないから

「ナンパなんて最低」

と、嘯いてナンパイを嫌悪し蔑んで自分を慰めていたんだ

 

好きと嫌いは、表裏一体とは良く言ったもんだ

 

みんなはナンパする人ってどう思う?