憎めない敵キャラを選べと言われれば

バイキンマンとムサシ・コジロウ(ロケット団)の3人

 

まぁー、子ども向けアニメの敵だから

悪役は正義のヒーローに必ず負けちゃうのが少し残念

(「悪事をするとこうなるよ」というメッセージなのかな)

 

しかし、本当にバイキンマンやムサシ・コジロウは弱いのだろうか?

 

たしかに負けっぷりは潔いくらいにいい

 

その派手な退場シーンの印象が強過ぎて弱いイメージがある

 

本当は強い証拠に、アンパンの顔を濡らす作戦で挑んだり、ピカピュウーの電撃を防ぐ道具を用意してピカチュウを捕獲したりしている

 

相手の弱点をつく戦法は子供向けアニメでは、なぜか「ひきょう者」扱いされるが、社会に出たらライバル(競合)の弱点を分析して商機を求めるなんてあたりまえ

(会社だけじゃなく個人間でも同じ)

 

それができている彼ら悪役は大人なのだ

 

ただ・・・ビジネスや投資で大儲けした人は、彼ら悪役と同じミスを冒してしまう

物事が上手くいっている時は、何をしていいけど流れが変わったことに気が付かないとミスがミスを呼んで手に負えず損失が膨らんでしまう

 

コレは悪役もビジネスの後発会社も競合(敵)を攻めるときには頭を使い工夫を凝らすが、守りに入った途端に手を抜いてしまうのが原因

 

相手を攻めることとより守りの方が簡単そうだけど

自分が攻撃している時、戦さの主導権は自分にあるから考えられるトラブルの数も想定の範囲内

 

一方、守りになると想定されるトラブルの数は相手の出方しだいでどうにでもなる

 

守りで大切なことは、想定されるトラブルをできるだけ多く、早く潰せるかにかかっている

 

「攻撃は最大の防御」

これはあながち間違いじゃない

 

バイキンマンたちはヒーローを倒したあとも攻め続けないといけなかった

 

(でも強すぎるバイキンマンは「ハヒフへホー」なんて言わないよなぁー)