SEOの内部対策を知ろう①クロール最適化で正しい評価を | 谷宜樹が考えるSEO対策

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谷宜樹が、SEO対策とはなにか、その対策方法など色々な視点から考えていきます。

自分のサイトが検索上位を獲得するために、みなさんはどんな対策をしていますか?
SNSなどで「読んでください」と多くの人にアピールすれば、閲覧者は増えるかもしれません。
しかし、検索ユーザーからの流入には変化がなく、検索順位も変わらないでしょう。
検索エンジンに評価されるためには、コンテンツの価値を認めてもらう必要があります。
今回は、サイト運営者が考えるべき「内部対策」について谷宜樹と学んでいきましょう。


■「SEO内部対策」とは何か?

サイト内にあるコンテンツを、検索エンジンに評価してもらうための行動を「SEO内部対策」といいます。
まず、検索エンジンにコンテンツが存在していることを認識させ、次にコンテンツの内容を正しく理解してもらいましょう。
さらに検索順位が上位になりやすくする対策もあります。
これらは全て、サイト内のコンテンツを対象にして対策するものですね。
この内部対策の反対のものとして、「外部対策」があります。
これは外部リンクを獲得するための行動であり、内部対策と違って、サイトの外に対して行うものです。


■内部対策の内容は?コンテンツとテクニカル

内部対策は、どのような方法があるのでしょうか。
内部対策の1つ「コンテンツSEO」は、コンテンツの質を高める方法です。
記事の数を増やしたり、記事の内容を価値あるものにしたりすることで、検索エンジンの評価を高めます。
これに対し、「テクニカルSEO」とはサイトマップの作成やHTMLタグの最適化により検索エンジンの評価を得ようとするものです。
コンテンツの内容ではなく、検索エンジンの仕組みから対策する技術的な施策と言えるでしょう。


■「クロール最適化」って?サイト設計から見直す

「クローラー」というロボットによって、コンテンツが読み取られていきます。
読み取られたデータは、検索エンジンに持ち帰られ、評価が決まります。
クローラーが巡回しやすいサイト構造になっていれば、全てのページ情報をスムーズに取得できるでしょう。
クローラーが巡回やすいかどうかを示す基準を「クローラビリティ」といいます。
実はこのクローラビリティを改善すると、検索エンジンの評価が上がるのです。
クローラビリティの改善は「クロール最適化」と呼ばれ、代表的な内部対策の1つになっています。


内部対策には、様々な観点からのアプローチがあります。
今回紹介したのはクロール最適化まででしたが、「インデックス対策」や「ランキング対策」についても学ぶ必要があるでしょう。
続きはまた次回解説していきます。