「外部リンク」対策は過去のもの?アップデートで変わるSEO対策 | 谷宜樹が考えるSEO対策

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谷宜樹が、SEO対策とはなにか、その対策方法など色々な視点から考えていきます。

以前は、外部リンクが最も重要なSEO対策だというのが基本でした。
谷宜樹も、外部リンクなくしてSEO対策はないという考えだったのですが・・・。
時代と共に、SEO対策のあり方も変化しています。
今回は谷宜樹が「外部リンク」について、今と昔の考え方の違いをお話ししていきます。


■外部リンクって?内部リンクとの違いは?

WEBサイトには、「外部リンク」と「内部リンク」の2つが存在します。
以前谷宜樹がお話しした内部リンクは、自分のサイト内を行き来するためのリンクです。
これに対し「外部リンク」は、他のサイトから自分のサイトへのリンクという意味になります。
具体的に言えば、他のサイトから「このサイトも参考になりますよ」と自分のリンクを貼ってもらうことですね。
反対に、自分のサイトに他のサイトのリンクを貼っても外部リンクを獲得したことにはなりません。


■外部リンクは難易度が高い?参考になると認めてもらえるかどうか

内部リンクにおいては、サイト運営者の操作一つで改良できるものです。
しかし、外部リンクは別のサイト運営者から「このサイトは参考になる!」と認められなければリンクを獲得できません。
どれだけWEBページを良いものにしても、認知度が低ければ外部リンクを獲得するのは難しいでしょう。
WEBページの内容を工夫し、さらに認知度も上げていかないといけないので、外部リンクでSEO対策するには時間がかかります。


■外部リンクの昔・・・アルゴリズムの隙をつくSEO対策

難易度の高い外部リンク対策。
それゆえ、検索エンジンは外部リンクを評価の基準にしていました。
つまり外部リンクを獲得すれば、必ず上位になれるということですよね。
これを知ったサイト運営者の中に、リンクを自動生成する者が出始めました。
また、企業が大量のブロガーを雇って、自身のWEBサイトのリンクを貼らせることも。
ページの内容に価値がなくても、お金さえ払えば外部リンクを獲得できるようになってしまったのです。
それをビジネスとする業者も現れ、「外部リンクでSEO対策すれば良い」という時代がありました。


■ペンギンアップデートで本質を見直す

外部リンクさえ獲得すれば、検索上位になれる・・・。
そんな時代も「ペンギンアップデート」により終焉を迎えます。
Googleがアルゴリズムのアップデートを行うと、自動生成されたと疑われたリンクページが一斉削除されました。
さらに、外部リンクを獲得していた低品質なWEBサイトも削除されています。
外部リンクの意味が見直された「ペンギンアップデート」によって、WEBページに本当の価値が求められるようになったのです。


現在は外部リンクにより検索上位を目指すよりも、WEBページの内容からSEO対策するのが基本です。
しかし、外部リンク対策は全くの無意味ではありません。
これからの外部リンクについての考え方については、また次回お話ししていこうと思います。