読売新聞で、ここ最近連載されている「引き裂かれる子供たち」という記事
離婚時の親権について問題提起が行われています
今朝は国際結婚における親権のとりあつかい、日本は親権を父母どちらかに限定する単独親権制度なのに対し欧米では共同親権制度であるなど指摘
離婚って今では珍しくもなんともなくなったし、離婚という決断もそれぞれの夫婦の形であるのだからそれはそれでひとつライフスタイルとして良いと思ってはいるですが
やはり、大事なのは子供のことですよね
確かにアメリカでは、兄弟それぞれの親が違うとか、前の夫のとこで普段は生活している子供が今遊びにきているの、とか、なんだかいろんなケースの子供たちが家族として暮らしていることもあったし、
ただそれが子供にとってベストな方法かといえば、やっぱり子供は子供なりにストレスをかかえていて
もちろん喧嘩が絶えない夫婦と一緒に暮らす子供も確かにかわいそうなわけでそうなればわかれるという選択はアリなのですが
うーん、結婚というのは本当に難しいものだと思ったりします
以前知っている人が夫の浮気を疑い探偵?を雇ったことがありました
私は単純に、彼女は結果として何を得たいのだろう?って不思議に思ったことがありました
なぜなら、浮気が本当であるとわかって相手が謝ったら許すのか・・・たぶんむり
浮気の証拠がでなかったら、すっきりするのか・・・たぶんむり
結局のこされる道は離婚しかないのではないかと・・・
結果その時は、後者だったようで結局のところ自分の中では相手を疑う気持ちを消すことができずやがて離婚、子供は女性側が引き取ってとなりました
夫婦間の愛情の形っていろいろだと思うし、単純に男女のつながりだけではなく、そこは家族としての価値観の積み重ねなので、それを継続させるには「大人」の関係になるしかないのではないかなと思ったりします
つまり、お互いに自立すること、そしてお互いに信頼しあい、頼りすぎないこと
これにつきるのではないかなと
夫婦であり、親であり、また息子であり娘であるというマルチタスクの中、いつも同じメンバーで評価しあい成果を出し続けるプロジェクトって単純にきついことだと思うんですよね
だったら、ここは譲れないという、たぶん子供のこと、だけは最優先で取り組み、他のタスクについては必要に応じて取り組むみたいな・・・
すべてにベストって難しいもの
どんな形であれ、最優先は子供であり、おそらく子供にとっては愛情豊かな夫婦のもとで大人になるのがベストなわけで、であればそこはなんとしても最低20年は維持する
そのための有効的な手段を夫婦で考え、実行する
そのくらいの大人な関係じゃないと、このプロジェクトはきついのではないか・・・そんな風に思ったりしています
確かに、優しい夫、完璧な父親、妻の両親にも優しい、そんなスーパーマンにすべてを頼り、その腕のなかで守られながら暮らすって夢のように幸せなことだと思うのですが、実際問題そういうことってまずなくて、あったとしてもかなりそれは本人だけが気づいていない虚像であったりもするし・・・
結婚するときって離婚する可能性なんて考えないけれど、それでも子供をいう大きな存在を育て一人前にするというとても大事なことを考えると、お互いに精神的には自立しながら、相手を別の人間として尊重しながら結婚生活を「協力しながら」継続させることを第一に考えるべきなんだろうな~と思ったりしました
やっぱり親としての責任は全うしないといけないものね・・・
子供の幸せ、だれもが望んでいることだと思うのだけど、大人の都合で片付けがち
夫婦の愛情がなくなっても、家族の愛情はあったりと、だんだん年齢を重ねるごとに周りの人間関係も冷静に見れるようになり、つくづく人間難しいもんだ~と思うけど、子供は親を選べないからね、そう思うと親でいることって、本当に覚悟がいるなぁ
そんなことをぶつぶつ考えながらの朝の新聞タイムでした(笑)