年金のはなしばっかり書いているけど、
専門分野は年金と資産運用です!!っていっちゃっているので、ご勘弁
会社員と自営業者の違いといえば、厚生年金加入か国民年金加入か
自営業者の加入する国民年金および国民健康保険は、特に以下3つの点で保障が薄い
1)遺族保障
会社員の夫が亡くなった時に妻に対し一生涯支払われる遺族厚生年金は夫がもらえるはずだった老齢厚生年金額の3/4(条件あり)
自営業者の夫が亡くなった時、妻に対してこのような保障はない
2)傷病手当金
会社員の健康保険なら、病気やけがで長期療養となり会社を休む場合給与の約2/3が給与補てんされる
自営業者にはない、休めば収入が途絶える
3)老齢厚生年金
国民年金が基礎年金のみなのに対し、厚生年金は上乗せ
問題点はいろいろがる、会社も保険料負担してくれる厚生年金は、負担額に対して受給額は確かに良い
でも、最近会社員です!という人の年金定期便を見ると
実は 自営業者 という場合が多い
例えば、フルコミッションでの契約
それぞれは自営業者
しかも本人自営業だということに気づいていないということもある!!
びっくりだけどね・・・
国民年金未納じゃんって人も過去いました
稼げる人は結構稼いじゃうので、それはそれで問題根深いフルコミッション
つまり月ベースでは、一流企業の会社員なみの収入があるので、本人の問題意識が少ない
でも保障は違うし、将来の備えも違う
お金のいりが多いので、生活もちょっと大き目になりやすかったり、営業も生活も一緒になっちゃっているので、出ていくお金も多い
もちろん退職金なんてないからね、生涯賃金で比較するとやっぱり厳しかったりする
それに、フルコミっていい時悪い時、確かにあるし・・・
日本の年金制度、そろそろ根本的に見直しだろうね~
だって、日本人はサラリーマンがマジョリティって話、根本がだいぶ変わってきているもの
よみうり新聞にユニクロの柳井さんの話が載っていたけど、全くその通りで経済において国境なんて等の昔に亡くなっている
ビジネスパーソンの競争は激化しているし、人はもっと流動化を求められている
それでも、社会保障が必要!!と思えば、それなりの設計をすべきだと思うなぁ
人は皆弱者になりえる
歳をとる
病気になることだってある
努力むなしく経済破綻してしまうことだってある
もし自分がそういう立場になった時、日本は支えあう社会でありたいのなら、社会保障の在り方から考えないといけないんじゃないかなぁ
社会保障を損得で考えたらどうしても行き止まりになっちゃうから、国民として何を守るかってとこなのかなぁ
高齢者が権利を主張するのは当たり前だと思うけど、10年後・20年後・・・あるいは50年後の日本を考えることも必要だろうなぁ
安全運転ではたして間に合うのか!?