Steve Jobs 氏 死去



56歳




56だ



たったの



私の11歳違い



56で終わる人生もある






昔とっても大好きだった人、尊敬していた人が42歳の若さで亡くなった



韓国人の彼



とても優秀で、優しくて、人格者で



私は当時会社で社員の健康管理などにも気を配らなければならない立場だったのに


彼の「最近疲れやすい」という言葉を



どうしてだったのだろう、それほどシリアスにとらまえず


疲れてんですよ~とか


忙しいんですよ~とか


なんかはぐらかしつつ、健康診断を特に早めに予約することもしなかった



定期健康診断を待った彼


体調不良はあったと思うのだけれどそれでも仕事があるからと自分のことを後回しにした彼



実は、その体調不良はがんに体が侵されている結果だった




42歳で結局手の施しようもなく旅立っていった彼




42歳で終わる人生もあるんだって思った


私もっと他にしてあげられることがあっただろうって、自分を責めた





56年の人生



42年の人生



45歳の私



結局、どう生きるかだ




42歳で逝った彼の言葉で一番残っているもの




何ができるかを考えるんじゃなくて、何をしたいかを考えるといいよ


ほとんどのやりたいことってできるようになっているんだから





そうだ


もし私の人生が50で終わることになったとしても



納得のいく人生であるように


毎日毎日を後悔しないように


生きるしかないんだろうな





素晴らしい人を失った


失うということは自然なこと


受け入れるべきこと


むしろ、一緒に過ごした時間を誇らしく思うべきこと





56



短いけど、輝いた56年だ



私はあと10年で、何を残せるのだろう