母が入院して早5日
昨日の夕方面会したら、少し顔色も良くなり話もできるようになっていた
おとといは、頭の痛みがひどく目を開けるのも大変というような状態だったからだいぶ良い
このまま安定してくれたら・・・
でも病気って一進一退するもんだからね、過度に一喜一憂しないように自分自身に言い聞かせる
脳の病気とは怖いものだ
山中の父は脳幹出血だったし
母は小脳梗塞
あっと言う間に脳が死んでしまう
母の場合高血圧と加齢が主な理由ということだけど、結果としをとったらだれもがなる可能性があるわけ
うちの父はがんで、今は安定しているけど、確かに三大疾病というのは間違いなく高齢者の主な病気であると実感
っで、また先生が聞いてくる「延命を希望しますか?」とい問い
山中の父の時も思ったけど、これってどう答えたらいいのだろう
うちの父は、「本人も希望していないので、万が一の時は延命を希望しません」と断言しちゃったけど・・・
小脳梗塞の母の場合、壊死した小脳がむくんで脳幹を圧迫しているのだそう
もし梗塞が進んだら、もし出血したら、もしむくみが収まらなければ、今度は呼吸とか人間が生きるための基本的な動きをつかさどる脳幹をやられてしまう可能性があるということ
脳幹がやられる=呼吸が止まる
もしその状態で仮に延命をしても、体は動かないから「生きているだけ」の状態になるのだそう
でも、難しい
ホント
延命措置と救命措置って、結局結果が違うだけ
生をどうとらえるか
山中の父の時も何度もこういう場面があって
生きていてくれさえいたら・・・というのは家族のわがままなのだろうか
でも、仮に脳幹に障害が残っても体の自由は効かなくても意識があり、多少の意思疎通ができる・・・救命の結果そうなることもあり得るのではないか
そうなったら
生きていれば・・・
喜びもあるのではないか
って思うのは、家族の思いあがりなのか
山中の父は体の自由が利かず毎日天井を見て暮らしている
テレビもあまり見えないそう
でも頭はしっかりしている
多少言葉が聞き取りにくいけれど、私はちちと話をするのが大好きだ
なにより、父のそばにいると落ち着く
大変そうだし、毎日に希望はないかもしれないけど、でも父も楽しそうに笑ったりしている時もある
延命を希望されますか?
母がこのまま元気になってくれたとしても、これからなんどかこう聞かれ、答えなければならないことがあるんだろうな~
生きてさえいてくれたら・・・
難しいよ
だってね、奇跡ってあるんでしょ
だってね、意識はなくとも話が聞こえているかも知れないでしょ
だってね、答えることはできくても、感情はあるかも知れないでしょ
延命を希望されますかって
そんなに簡単に答えられない
確かに先生にしたら、救命措置の結果空しく、人口呼吸器をつけただ命をつないでいるだけとなってしまった後命を断つことはできないから聞かなきゃいけないんだろうけど
でもな~
命が消えそうな人を、これまで何人か見てきたけれど、でもやっぱり生きているんだよね
延命
難しい問題だ
目の前で横たわっている人が、自分の配偶者なら、親なら、こどもなら
もはや意思を確認できない状態の体にたいして
延命を望まないって答えることの勇気・・・ 勇気と言っていいものか分からないけれど、お別れを告げる覚悟
何度その場に経っても心は揺れる
今日また母の主治医との話があります
この病気はまず1週間で壊死した脳のむくみがひけるかどうかがカギとのこと
月曜日のCTでむくみの範囲はさほど広がっていなかったので、このままおさまってくれたらなんとか大丈夫だと思う
昨日の様子だと期待もてるかな?
でも見た目と体の中って違う時があるから・・・
結局は、毎日をいかに生きるかってこと