適格退職年金完全以降まであとわずか
諸手続きを考えると、もう秒読み段階です
ある企業様(多分、ほとんどの企業様に該当するでしょう)
適年がもう終わります、と窓口の保険会社に言われ、じゃあどうすんの?となり
いや、あれこれがありまして、しかじかで
つまり結局「足りないお金が、これこれいくら・・・」
その会社様の場合、積立不足のお金の単位は億だったそうです
でもそれで解決したわけじゃない
結果その企業様は中退共に移行したわけだけど、従業員の退職時にしはらうお金がすべて賄えるわけじゃない
その分、随時退職する時にAさんに300万、Bさんに200万円・・・とお金がかかる
でもって、今後の売り上げも不透明で
もちろん退職金規定を作ったのは企業だし、当然規定は履行しなくちゃいけないし、社員にはなんの責任もないけれど
どうも、この適年や企業年金の積立不足って、あまりにも責任所在がはっきりしないし、あまりにもずさんだし、おまけにその処理もなんか誠意のなさを感じてしまって
この国の公的年金も、企業年金も一体どんだけ危機管理がなっていなかったんだ!!って思ってしまう
だって、積立不足にしたって、どっかの段階でもっと早く手をうてたんじゃないの?
またその責任所在だって、すべてが企業ってわけじゃないでしょう
おおかたの責任て、その適年を運用していたあるいは管理していた保険会社とか金融機関にあるんじゃないだろうか
なぜ、それをすべて企業がその責務を負うのだろう
公的年金についても、厚生年金は半分企業持ち
他にも企業年金や退職金や・・・
企業の体力を奪う制度が多すぎなんじゃないのかな?
企業が社員のために、と思えば思うほど怒坪にはまる・・そんな気さえする
企業トップは社員のためにお金を使いたくない
そんな風に思う人も多いかもしれないけれど、社員のために使いたくとも、その責任が企業の存続を脅かすような存在になってしまったら、それは正直元も子ない話で
結局売上重視にならざるを得ない会社も多いのではないか、なんて思う
社長、つらいな~って思うわけです
企業を支える、存続させるってマジ大変だと思うもん