独立系FPとして個人相談をお受けするようになり、そろそろ10年になります



その間、ご相談をお受けしたお客様は何人になるのだろう?



最初の3年から5年くらいは、子どもも小さかった関係もあり、あまり仕事らしい仕事はせず講師を中心に活動したりでご相談をお受けするというより、質問を受けるという感じだったかな



そのうち、投資信託や保険など金融商品を扱えるようになってから、グーンの相談もふえてきました



実は金融商品を扱うようになった経緯もお客様のニーズから



よく独立系FPは、金融商品を扱いコミッション収入を得るようになったら本当の意味で独立系じゃない、なんていう人もいるけど、要はスタンスの問題だと思うし、お客様は間違いなく「ソリューション」が欲しい



ライフプランを立てて、人生のゴールもある程度はっきりした、道筋も少し見えてきた、でもどうやっていくの?ではファイナンシャルプランナーに相談した意味がない



その「どうやって」に対し、適切なオプション:金融商品をご提案する今のスタイルに、私自身全く迷いはありません


たまに、いるんですよFPで「金融商品の提案をするのは、責任が重い」って言う人


そりゃそうです、金融商品って価値に変動があるし、ものによっては失敗してしまう場合もある


でも、そこも含めて覚悟を決めて誠心誠意お客様のために考えることをしないとFPの存在意義がないと思うんですよね




あっ、今書きたいところはそうじゃなくて・・・



今まで貯蓄目的を持っていなかったり、資産運用の知識を持っていなかったり(ほとんどの方がそうです)のお客様に一度や二度FPがお会いして相談に乗ったしてもその方の人生が劇的に変わることはありません


初回面談でちょっとした気づきがあって、宿題を持ち帰って自分自身の生活を見直してもらい、またお会いして次のステップに進んで、またお客様自身がそれを消化して



当たり前です、家計の体質改善も簡単なものじゃないんです



結構それなりに長いステップを踏む必要があります



これも言われます「安い相談料で、そんなに何度も人に会ってちゃ割に合わない」ってFPの人


確かに私の相談料は初年度何度会っても1万円ですから、ヒジョーに安い^^;


でも、豪華な提案書を作るわけじゃないし、お客様自身に考えていただくことも多い私のコンサルスタイルは、お客様にお金を負担してもらうより、長くおつきあいして、お客さまが私を卒業していくところまで見届けるところ、そこを大事だとおもっているのです



だから、お客様によっては、初回面談からずいぶんたってからまたお越しになる方もいらっしゃいます



それは、その方なりに消化する時間が必要だったから



家計の体質改善にタイミングも大事です、お金に真剣に向き合うということは、自分の人生と真剣に向き合うこと


お客様自身にも決意が必要なわけです




今週は、私とのおつきあいがもう3年以上になっているお客様との面談と、初めてお目にかかるお客様との面談があります



お客様の気持ちを考えながら、丁寧にそしてしっかりとサポートしていきたいと思います