震災から2カ月が経過し、復興の状況にもだいぶ地域差が出てきているのでしょう
また家族に働き手がいる、いないでもこれからの生活立て直し計画に差が生まれているようです
たとえば家の1階部分が浸水したので、とりあえずその部分を直して家に戻る
こういう方も多いようで、宮古の中心部は大工さんがだいぶ入り、生活がすぐにでもスタートするやに見えました
が、リフォームといっても床をはがし新しく板をはり畳をしくにしても土台部分に流れ込んだ海水(とくに塩水はかわかないのだそう)と泥は取りきれることもなく、それを封じ込めるような形
また壁裏に入っている断熱材については、海水がしみ込んでいるにも関わらず、家中のものすべてを取り換えるのではなく一部分だけの取り換えだそう
スポンジのように海水をすっているので、今後匂いやカビ等の心配もある
それを分かってはいるけれど仮設住宅が間にあわない、避難所生活はやはり大変ということで、不自由であってもとりあえずの資金で家を直して入れる人は入るという状況もあるようです
行政もとりあえず自分でできる人は、なんとか自力で頑張って!というのが実情のよう
新しい生活に必要なもの
「お金」
正直、そうです
働ける人達は、だいぶ都心部に移り給与収入を得ようと生活拠点を変えているようです
被災した町に、お店を復活させたとして人の流れが変わってしまえば、商売もきついでしょう
お金を得るために家族がバラバラになってしまう方もいますね
津波に襲われた時、現金もずいぶん流れていたといいます
たんす預金も多かったのでしょう
もし各種金融機関にお金を分散させていて、その番号等も家族が把握してたら・・・
仮に名義人がなくなっていても、手続きを踏むことができればお金の工面はできるでしょう
もし海外の口座のように、共同名義がみとめられていれば、こんな災害時は強いでしょうね
生命保険、火災保険など、あるのとないのでは大違いです
多くの方は、だれがどんな保険をかけていたのか分からないから、完璧保険会社からの連絡待ちの状態だとか・・・これでは、なんのためにお金を払ってきたのかわかりません
管理の問題も大きいです
またお金がお金を生んでくれる仕組みがあらかじめできている人であれば、自分が働けない時助かりますよね
お金の問題は、ある程度仕組みを調整することで対策は立てられそうです
万が一の備えとして、やっぱり考えるべきですよね
家族が少なくなってしまったところでは、働きたくても諸手続きも多く働く時間が確保できず収入が途絶える方もいるようです
お金が自立して働く仕組み、もし作っていない方は、早めに取り組まれると良いと思います、教訓だとおもって
万が一の時、生活の立て直しのスピードを決めるのは、「お金」
これが現実なんだと思います