祖母と母を探しに行っているいとこの長女から、大船渡で治療を続けながら避難しているいとこへ連絡が入ったそうです



「大槌の町は本当にすべてなくなっている」と



いとこの家は役場のそば



1万5千人の住人のうち、避難所で無事にせいかつしている人は6000人とか



半数以上の行方がまだ分からない町



覚悟は心のどこかでここ数日しているものの、なかなか受け入れることはできません




今生存者を探すことより、避難生活を支えることにシフトされているのでしょうか



厳しい現実です




昨日ブログでご紹介した岩手県の避難者名簿、数名の方にメール転送させていただきました



うち、2名の方からは御親戚を見つけたとの連絡、3名の方からは名前を見つけられなかったとの連絡でした



入院中の父に昨日リストを持って行ってあげましたが、127ページものリストを1枚1枚丹念にみながら、こんなにたくさん人の名前が載っているのに、姉家族だけが見つからないなんて・・・と言葉を失っていました




東京から盛岡までの長距離バスが運行を始めたそうです


なんとか乗れる方法を探してみようと思います





陸前高田で高校教師をしていたいとこは、無事が確認できました


弟のお嫁さんがネットで探してくれました

みんなそれぞれできることを必死にやっています





避難所で支えあう人たち



私自身ここ数日たくさんの方からメールをいただいたり、電話をいただいたり・・・



一言一言に、愛情を感じています



本当に愛は心で感じるものですね



それぞれの優しさを感じ、本当にありがたく思っています




現地で救助に当たっている方、あきらめず生存者を探して下さっている方、自らの危険を顧みず原発の対応に当たっている方



この愛を信じず、何を信じるのか




どんな小さなふれあいであっても、そこにある愛情を感じられる感性を持ち続けたら、人は幸せになれるのでなないだろか?