毎朝娘とご飯を食べる時、新聞記事を拾って話をすることにしています
今日はTPPのこと
「TPPって知ってる?」
知ってるよ、習った
「ふーん、どんなことだって?」
アメリカとか中国とか貿易を自由にするんだって。でも日本は農業を守るため反対している人もいるんでしょ
「へぇ~、ママより物知りだね!!」
あのね、ママ。貿易の自由化って問題に書いてあったら、日本の米の保護って答えは決まっているんだよ。TPPでも他の問題でも、同じなんだよ
んーん、確かに
自由化といえば、米の保護
ここ20年以上、この公式は変わっていない
中学受験の定番の問題としては、子どもにこう教えるのか・・・
では、なぜ米を保護するの?
なぜ米なの?
保護することで何が得られるの?
保護しないとどうなるの?
娘はだんだんめんどくさくなる・・・
っていうか、こういう問答、もっと大人がすべきだよね。
TPPがどうの、という前に日本の農業はどうあるべきなのか
っていうか、日本って今後どうあるべきなのかって
実態が伴わないあるべき論なんて机上の空論だし、意味がないことかもしれないけれど、子どもが大人になる頃の日本のことを感がるとやっぱり気になる
私はこの子に、どんな力をつけさせてあげたら、この子は一人で頑張っていけるようになるんだろう?
そんなことをよく考えます
25年前、男女雇用均等法が施行
私の就職の頃
あれから、25年がたちその間変わったこと、変わらなかったことたくさんあった
でも、力のあるなしってやっぱり人生に影響を与えていると思う
だからこそ、娘にも何かしらの力を
少なくとも、問題の答えを疑ってかかる位に成長する必要はあるかもね
子どもの成長は早いようで遅い
心の成長、知性の成長は、ただご飯をたべさせているだけではいけないんだと
だから、問いかけ、語りかけ、一緒に見て、一緒に感じて、一緒に考えて
これからの3年間、私が娘にすべきところはそこだろうな
私が手を抜いちゃいけないこと・・・