バランスファンドとは、いわゆる分散投資のセオリーに従って
株や債券、日本や海外といった投資先にバランスよく投資を行うことです
自分でその配分を行うのは大変でしょ、ということで401Kでは、バランスファンドといわれるあらかじめ分散されたセット商品があります
様は定食ですね
自分で選ぶと、定期だったら定期とか
株式だったら、株式とか偏ってしまうでしょ、だったらバランスを栄養士さんが考えた定食であるバランス型の方がいいわよ、っていう選択です
個人的には401Kでバランス型を選ぶ必要はあるんだろうか?って疑問には思います
なぜなら、この部分十分自分でできるから
ビュッフェスタイルを思い出してください
サラダであったり、メインであったり、スープであったりちゃんとカテゴリー別に並んでいますよね
そこから、自分でちょっとだけ栄養のバランスを考えながらお料理を選んでいけばいいわけです
たくさんあるメニューから、いろいろ選ぶのはちょっと大変ですがビュッフェであればそんなに数も多くないし、カテゴリーは考えて準備されているわけですから、そう間違いはないはず
401kも同じです
投資信託って普通に買おうと思うと2000本以上の選択肢があると言われていますが、401Kってせいぜい20種類
あっても30位
ビュッフェと同じで、定期が3本、保険が2本、日本株が4本みたいな感じで並んでいるので、ここはなにも定食で自分の好みじゃないお料理が入るかもしれないというリスクをとるより、バランスを頭に置きながら好きなものを選んだほうがいいのかな
って思うわけです
だから何もバランス型を401Kで選ばなくともって
それによく見かけるのはなにも考えずにとりあえず定食っていう人
だいたい導入研修のときにアンケートみたいなのに応えてリスク許容度を出し、「あなたは○○タイプ」みたいにして配分を決めた人は、バランス50とかバランス75とかいうのになっている場合が多い
このバランス50とか75の数字ななにかというと株式に投資する配分
いや、絶対お金は減らしたくないから
っていう人がこういうのを選んじゃうと、株がここ数年調子が悪いので、かならずと言っていいほど残高マイナスになっている
それで、401Kはリスクがあるっていっちゃうわけですよ
分散投資をする意味は、リスクを分散させることによって、ドボンする可能性をなくそうという意味です
リスクがゼロになるわけじゃありません
リスクをゼロにしたいなら・・・定期預金です
なので、401Kの中であえて私はバランスがあると加入者を甘やかしちゃうというか、安易になってしまう危険性もあるのかな・・・なんて思うので必要ないって思うんですよね
成績が良いバランス型ファンドがあれば、その配分を参考にして自分の積立の配分に活かしたらいいかも知れないけど
というわけで、401Kにおけるバランス型
特別よくもないかも~というのが私の意見です