先日日経に、401K(確定拠出年金)の運用成績、マイナス運用が多い、というような記事が載っていた
いつから運用を始めたのかにもよるけれど
私が取り扱っている企業型のファンドであれば、インデックス型で
日本株式 1年 -7.9% 3年 -19.45% 5年 -9.88%
外国株式 1年 -2.1% 3年 -17.8% 5年 -4%
と確かに散々なケースであるのが分かるが
一方日本債券型インデックスなら
日本債券 1年 3.8% 3年2.7% 5年 2% と見事に株との相関関係が見て取れる
でもここで、株と債券に50%、50%とする必要はない
私なら、債券のみに投資する
なぜなら、401Kって手数料がかからないのがいいところなので、思いっきりスイッチングやりたい放題
だから、その時一番パフォーマンスが良いファンドに置いておくというのも可能だから
他にも新興国の株式は1年で6.7%、債券で3%でているので、まずはこの3つのアセットクラスを買っていくというのも基本選択肢(あくまでも個人的な考えです)
もう一度考えてほしいのは、ポートフォリオはなにも401Kの掛け金の中だけで整える必要はないということ
大損をさけたいのなら、たとえば3%マイナスになった時点で、そこにあるすべての資産を債券型に移しておくとか、利益確定した部分を確実に積み上げていきたいのなら、定期は「もうけ」でするとか
作戦を結構作れるのが401K
401kは、本当に武器になる
一般の投信はどうしても手数料とか課税とか考えるとある程度の基準でもって売買しないともったいない感じがするけれど、401Kはそんなこと考える必要がない
だから、面白い
そもそも会社の401Kに新興国というアセットクラスがない方は、会社の担当の人に一度相談してみるとからちがかなかったら自分で買うとかして、「自分の資産全体」でのポートフォリオを考える必要がある
401Kのメリットは最大限に活かさなくちゃ