加入者にとって401kのメリットは、運用効率の抜群の良さ


ホント―にいい



例えば、所得税がかからない点


拠出金額が年間30万円で所得税率が20%なら、6万円の運用利回りを得ているのと同じ効果がある


住民税は10%だから、そこで3万円


例えば、投資信託の販売手数料がかからない点


30万円投資信託を証券会社で買ったとすれば、そのうちの3.15%つまり9,450円は手数料としてきえる


でも401Kであれば手数料を取られずに30万円がまるまる運用資金となる



例えば、運用益が非課税の点


30万円を1%の定期にいれたとすれば、年間3,000円の利息がつくけど、銀行であればここに20%の税金がかかる。その額600円


雀の涙ほどの利息からさらに600円も納税するなんて!!


でも401Kなら、この600円が取られずに済む



例えば、受取の際に退職所得控除や公的年金控除が使える点


ここは、かなり先のことなので、はしょるとして・・・(計算が面倒^^;)


これだけ考えてもいいことづくめ


後は自分で勉強をすればいいだけ



デメリットは?


よく言われる投資のリスクはここはあまりデメリットとは思わない、だって投資リスクをとりたくなければ定期預金にすればいいだけだから。個人の選択


60歳まで引き出せない点・・・老後資金だから一般的にはここはデメリットとは思わない。その位の規制をかけておかないとなかなか貯金はできないから。ただ外国籍の人とか、日本にいなくなる場合は、引出を認めてあげるべきだと思うけど



私が最大のリスクだと思うのは、導入の背景


多くの企業型の場合、それまでやくそくされていた企業年金が立ち行かなくなって401K導入というのがパターンだと思うけれど、中には不利益変更と言わざるを得ないケースもある


会社の責任をどこまで問うかという点もあるけど、特に50代半ば以降の人たちについては、確定給付型の年金からの移行はかなりきついと正直思う


そもそも401Kを従来の企業年金の移行先としてするのはかなり難しいのではと思ったりもしている


つまり401kというのは、そもそも「個人」の財産形成だから、そこを退職金と定義するのが無理があるから




ま、そうは言ってもいろいろ理由はあるのだけれど、導入されている企業の人は気持を切り替えて積極的に運用すべき。なにはともあれね


そうじゃないと、想定利回りには絶対たどりつきません。つまり予定されていた退職金の額にたどりつかないよ、ということ




導入としては、やはり私が進めている「選択制」が一番いいでしょう。


会社はあくまでも財形みたいなイメージで枠をもうけるだけ、あとはやりたい人だけがやる


企業型でありながら、かぎりなく個人型の401k


401kってそもそもそういうもんだから




選択制401Kは、いいですよ本当に。古い企業の方はきついとおもうけれど、むしろ新しい会社の方、そもそも退職金がなかった会社、絶対検討すべき


導入する価値は大いにあります



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