10月のある日、あることをきっかけに30歳の時に起こった様々な出来事が一気に心の中に押し寄せてくるという経験をしました


想い出という生半可な気持ちではなく、いろんな感情が襲ってくるという感じです



そういえば、今まで心の奥底に沈ませていたというか、意識して思い出さないようにしていた感情です



30歳は私にとって、かなりキツイ1年でしたから



流産があり、同僚の死があったり、仕事上での問題も山積みだったり・・・


もう、どうしてなの~って思いながら過ごしてましたから


きっとその時の感情が未消化のまま体の中に潜んでいたのでしょう


それがあることをきっかけに、うわ~って湧きおこってきて、あまりの感情の強さに自分自身どうしてよいのか分からないほど心が揺れてしまって自分をコントロールできなくなってしまいました



おまけに襲ってくる感情は、30歳の自分にとどまらず、10代・20代とこれまであきらめたり、捨てたり、忘れようと思ったりした感情が次から次へと襲ってくるのです


ホント、参りました



あの頃の私が今の自分を見たら、どうなんだろう

恥ずかしい自分でいないだろうか?



そんな風に思ったら、今ホントにこれでいいの?って




じゃあ、反対に今の自分が昔の自分を見たらどう思うの?



ある人からいわれました。

えっ?


今から思えば、私なりによく頑張ったと思うけど・・・正しかったかどうか分からないけど



だったら、いいんじゃないの、いいと思うよ、いいじゃん



そうか~   な~    いいの~    かな~




なんとか心とのより添い方も見つけたところ、新聞の人生案内に同じような投稿がありました



過去を忘れようとするのではなく、過去を財産だと思うこと

そして過去の自分を愛しむこと




過去の自分も今の自分もこれからの自分も同じ線上に存在するんだしね




確かに30の時より、心は大人になっているはずだから、今ならあの時の感情と向き合えるのかも


そして、もしやっぱり無理だったら、また50になって向き合ってみよう





44歳の10月も忘れられない記憶になる