昨日祖母が亡くなりました


5月5日に救急車で運ばれてから2週間以上、腎臓機能がほとんど動いていない状態で頑張った祖母の生命力に感謝をこめてお見送りしたいと思います



5月5日は忘れられない日となりそうです



大阪に帰省する時はいつも離れのおばあちゃんのお部屋に夕ご飯のおかずを運んだりしているのですが、その日はなんとなくお風呂に入っているおばあちゃんをのぞいてみたくなったのです



虫の知らせというのでしょうか?


ほんと、なんの気なしに・・・


むしろ、ふざけ半分というか驚くかな~みたいな感じで



お風呂のドアを開けてみると、出しっぱなしのお湯で湯船からはお湯があふれおばあちゃんの口元までお湯がいったりきたり


声をかけても反応のないおばあちゃんに私の足もふるえ、母を呼んでやっとの思いでお風呂から引き上げました



それから訪問看護師さんに来てもらったり、救急車を呼んだり



意識がもうろうとしたおばあちゃんを支える私も、あまりの非常時に体ががくがくふるえたものでした



あのままお風呂で意識がなくなったおばあちゃんの発見が遅れていたら・・・というと心が凍りつきそうですが、これもまた縁なのでしょうね



孫の嫁である私も20年以上かわいがってくれたおばあちゃんを一人でお風呂で亡くすことなく、みんなにみとられて静かに天国に旅立たせて上げられたことは、少しでもこれまでの歳月のお礼になったかな~と、寂しい気持ちを自分で励ましています。



今日は娘のピアノの発表会であり、お友達と一緒に演奏する演目もあるため私と娘はお通夜に間に合うように午後から大阪に向かいます。



いずれお別れがくるとはわかっていても寂しいものですね。



でも、これでおばあちゃんも戦地で亡くなったおじいさんと再会できるわけですから、お疲れ様と送り出したいですね



戦後女手ひとつで子どもを育ててきたその人生は、苦労が多かったのでしょうね



朗らかなおばあちゃんの笑顔を見れないことは寂しいですが、これもまた乗り越えなければならないことです。