身近にお客様の立場でファンド選びをしてくれるIFAがいなかったら・・・
ご自身でコストの低いファンドを探すしかないですね。
たとえば、偏差値50のファンドで運用しよう。偏差値50とはいえ、日本の株式に投資をする投資信託であればそもそもその評価の基準となるTOPIXは日本の東証一部に上場している会社の平均値。いわばビジネス界のトップアスリート、それなりにレベルは高いだろう
とみこんで運用を始めるなら、ノーロードファンドを探すことをお勧めします。
探すといっても対して手間なく見つかります。ネット証券をはじめたくさん出回っていますから。
ノーロードというのは、販売手数料がゼロというファンドです。
一般的にファンドを購入する場合、1~3%の手数料が発生するところ、ノーロードファンドならこの手数料がタダなのです。
コストが安いということは、手元に残る利益が出やすいということ。
ノーロードファンドについては、いろいろとコメントも出ています。
たとえば、入口(販売手数料)がゼロだけど信託報酬が高めなものもあるとか
確かにそういうファンドもあるようですが、信託報酬は基準価格にすでに組み込まれているもの
同じベンチマーク(日本株に投資するファンドであえば、日経225やトピックス)をもつノーロードファンドを比較して、パフォーマンスがよければ信託報酬含めても投資家の利益が大きいことになるので、ポイントは「パフォーマンスの比較」にあると思います。
では、パフォーマンスの比較をするにはどうしたらよいか
ファンドを検索していくと必ずそのファンドの詳しい情報にアクセスができます。
その中で一番分かりやすいデータが「運用レポート」ではないかと思います。
この運用レポートをあけてみると、ある一定時期の騰落率が示されています。
ここを見てベンチマークより常にプラスであれば、インデックス型の投資信託として合格となります。
また同じベンチマークをもつファンド同士の運用レポートを比較してみて、この騰落率がよい方がより力のあるファンドであるとい判断もできるわけです。
またノーロードファンドは、「積立」で投資信託を購入する場合も魅力的です。
販売手数料がないというのは、1万円の投資額が100%運用に回ることになるので、長期的に積立をしていく時には大きなメリットになるからです。