投資信託は、あくまでも船を漕ぎだし天然の魚を求めていく株式投資信託と、稚魚を育て確実に漁を行う養殖タイプの公社債投資信託の2種類があります。


しかし、これとは別に船長のタイプ(つまりファンドマネージャーの運用方針)によってもさらに2種類に分けることができます。



たとえば、天気の安定している時に、コンスタントに漁をこなす船長と、より大物がいる可能性を求めてあえて誰も行かないような漁場を狙いに行く船長



本当にこんな船長がいるのかどうか分かりませんが・・・たとえ話ですから、あくまでも^^;




コンスタントに平均を狙っていく手法を「インデックス型」あるいは「パッシブ型」の投資信託と呼び、平均以上の漁をするぞ!!と燃えていく手法を「アクティブ型」と呼びます。




平均でいくタイプは、それほど熱くなる必要もないので、リーズナブルなコストでリーズナブルな漁をするわけです。


ここでいう平均とは市場の指数と同等という意味



たとえば日本の株式という海に漁に出るとすれば、平均の数値は日経平均であったりトピックスであったり。


これらの数値とほぼ同じように上がったり下がったりすれば、このインデックス型の投資信託は合格となります。




一方、あくまでもトップを目指すというアクティブ型は、それは力をいれて漁に出るわけです。


最新の機器を搭載して、すご腕の漁師たちをのっけて海に漕ぎ出すわけです。



もちろん、彼らが目指すものは日経平均やトピックスの動きよりはるか上の成績。




しかし、そんな彼らとていつも大漁旗をなびかせ凱旋できるとは限りません。時には命からがら、魚もとれずに港に戻ってくることもあるわけです。






投資信託について書かれた本には、どのファンドが「すごいファンド」なのか見分けるのが大変だから、まずは無難にインデックス型を選んだ方がいいんじゃないって書かれていることが多いです。



確かに、見かけだおしのファンドも結構ありますから、これは無難な選択でしょうね。



たとえば、恋人にするなら友達に自慢できるようなイケメンがいいけれど、結婚するなら真面目な人がいいな、みたいな?





これもまた資産づくりをしていく上でとても大きな選択になるわけです。