少し将来について考えてみましょう。
こんなご時世ですからあまり輝かしい未来は期待できないかも知れませんが、大事なことなので一緒に考えてみましょう。
たとえば だれにでも訪れる老後
男性で昭和36年うまれ、女性で昭和41年生まれ以降の方の公的年金は厚生年金・国民年金ともに65歳からの支給開始です。
つまり60歳で定年となると65歳までの5年間は全く無収入ということです。
どうしましょう?頑張って働きますか・・・
でも会社によっては50歳あるいは55歳で役職定年になり、なかなか思い通りの仕事ができなくなるかも知れません
そうなると今から自分自身のキャリア形成も考えなければなりませんね。
どうやったら自分なりに満足したキャリアを続けることができるのか
どうしたら65歳まで働き続けることができるのか・・・
早いうちから自分自身のスペシャリティを磨くなど考えた方がよさそうです。
仮にそれまでの努力が実って65歳まで無事に仕事を続けられたとしましょう。
さあ、65歳。年金受給開始です。
年金は一体いくらくらいもらえるのでしょう・・・
現在年金をもらっている方のモデルケースでは、夫婦でもらえる公的年金の平均は月23万円だそうです。
まずはこのモデルケースで考えましょうか。
月23万円で生活費が賄えるのかイメージしてみましょう。
住宅ローン・・・厳しいですね。現役中になんとかめどを立てた方がよさそうですね。
家賃・・・これも結構きついでしょうね。運よく家賃の安いところに入居できたとしてもそれから先ずっと家賃は支払うわけですから。そうなると家賃分は貯蓄としてあった方が安心ですね。
二人の生活費・・・住居費を除けばなんとか月23万円でやりくりできますか?でも冠婚葬祭や病気の時の費用を考えるとちょっと足りないかも。
それに今後の物価上昇の可能性を加味すると、23万じゃ心元ないですね。
では、年金で足りない生活費を10万円と仮定して老後資金の目標額を計算してみましょう。
毎月10万円の不足 1年で120万円ですね。
65歳から亡くなるまで何年あるでしょう?90歳までいきますか?なら25年ですね。
もし25年なら毎年120万円が赤字になるのですからx25年で3000万円が不足するということになります!!
ドヒャーっという感じです^^
家がもう1軒買えそうです・・・