仕事であちこちの金融機関にお邪魔しますが、日本の金融機関の体質はまだお客様本位になっていないな、と嘆かわしくなります。


一般のお客様からしたら、銀行という窓口は信用も厚いし、商品も窓販解禁によりバリエーションが増え、定期預金から投資信託、それから保険とありとあらゆる商品を取り扱える立場でいるのに、どうしてもっとお客様の立場にたったアドバイスをしないのか、と疑問に思うことがあります。


つまりはお客様にとって一番良い商品ではなく、銀行にとって一番良い商品を売っているからこうなるのでしょう。


お客様のライフプランを考えると、定期預金も必要だし、債券も必要だし、保険も必要だし、投資信託も必要


金融商品には、得意分野・不得意分野があるので、おのずと適材適所は決まってくるはず。


それでも相変わらず、「今売れています!」的なセールスが多いというのは、残念です。


いくら業務上それが必要とはいえ・・・




私は自分自身でよいと思った商品をお客様に紹介しているのでそういう意味では、思いを貫けるので幸せかな?独立系でよかったと思う瞬間です。



最近ファイナンシャルプランナーでも私のようにIFA(インディペンデント ファイナンシャル アドバイザー)といって商品提供まで行ういわゆる欧米系のFPの認知度も徐々にではありますが高まってきているので、アドバイスとともに商品を紹介することが増えてきました。


ライフプランをしっかり立てたとしても、それを実現するためのソリューションがないと、結局絵に書いたモチにすぎませんものね。


今はできる限りよい商品を一人でも多くのお客様に提供できるよう、忙しさに負けないよう頑張っています