私のお客様でのこの年代は10組程度です。うち半分がお客様のご両親^^
相談料を息子さんあるいは娘さんがお持ちになる方もいらっしゃいます。親孝行だな~
「うちの親、絶対お金のことわかってないと思うから、一度見てやってください」こんな感じで依頼を受けるわけです。
リタイアされている方のお金の4分割はちょっと違います。
すぐに使えるお金 これは、ちょっと多めにします。半年から1年分。冠婚葬祭とか結構多いですから
これから使うお金 旅行やリフォームやお子さんたちの結婚資金やお孫さんへのプレゼントなどの予定です。
遺すお金 仲の良いご夫婦でもかならずいずれ一人になります。ですからご夫婦が一人になったときのお金とお子さんたちに遺していくお金です。結構大事なポイントです。
万が一に備えるお金 医療保障ですね、基本は。結構みなさんたくさんかけています。よくあるのが、カード会社から勧められる傷害保険。
月々2千円程度で、けがでの死亡で1000万円とか備えられる保険です。あとけがでの入院とか
割と多いですよ、この手の保険に入る人。それから無選択型、どなたでもはいれるって保険も。こちらは簡単に入れるのですが簡単に保険金がおりなかったりするんですよね。
でも安いし、何か保険に入っていないと心配だからってね。
もし健康状態に問題があり保険に入れなくても、その分のお金を持っていればいいんです。保険は万能ではないので、保険の限界を知るのも大事です。けがで亡くなる人は少ないですしね。
一どおり説明すると、「あら、これはいらないわね」というのが一つや二つは出てくるのです。無駄な保険をやめてその分ご夫婦でおいしいご飯を食べにいった方がよっぽど長生きできますよ!ってお話するんです^^
それからわけのわからない投資商品をしている人も多いです。
銀行もひどいんじゃないの、と思うときもありますよ、さすがに。
そんなときは本当にリスクをとって運用することがその方にとって本当にメリットがあるのかどうかを再確認します。ほとんどの方はNOですけど。であれば、投資商品を買うことはありません。せいぜい新生銀行の定期(電話申し込み。ネットバンクはちょっとハードル高い^^)と私がご紹介している3%台の債券を時期をずらして買っておくだけで十分です。
遺すお金は、保険で手当をすることが多いです。終身保険は受取人を指定できることや相続財産のうち非課税となる部分を大きくする効果があるので活用しやすいのです。
結構喜ばれるのが、ご夫婦それぞれに一時払いで1000万円ずつの終身保険に入ってもらうのです。一時払いの保険料はだいたい600万円から700万円くらい。するとご夫婦のうち一方が亡くなったら残られた方がその1000万円で安心できる施設に入る資金にあてたり、その後の暮らしの生活資金にできます。そしてもう一人が亡くなったらお子さんたちへそのお金が遺されます。
一時払なので、たとえば保険料700万円が契約執行と同時に1000万円の価値をもつわけですから、いい利回りです。お互いに残すお金を保険で準備してしまえば、残ったお金は「使えるお金」気兼ねなくどんどん使ってもいいわけです。
分かりやすいでしょ?
ここまで整理できたら、お孫さん名義で投資信託を積立ていただいたり、生前贈与も積極的にしていただいています。お金を整理すると、お金の使い道がはっきりするし、将来への不安が解消されるんですよね。
病気の備えは、公的医療保障の説明をすることが多いですね。結構知りませんから。まず公的なシステムを知りそれでも足りない部分を自分で準備する、これが基本ですからね。
ただやみくもに節約して、お金を使わないように、なんて思うのはさびしいじゃないですか!?
だからお金を4つに区分して使ってもよいお金と遺すお金をキチンと区別したら、あとは好きに使えばいいんです。だってこれまで一生懸命がんばったご褒美じゃないですか。
さあ、バンバン使いましょう!
60代以上の方はほとんど初回1万円とスポット相談2万円コースです。よくお土産をいただくのはこの年代のお客様です^^ ごちそう様です!
また皆さん楽しんでいらっしゃいますよ。だって使ってもいいお金がしっかりわかったら、がんばって使わないとね。
韓国に行っておいしいものを食べてきたとか、若い時にやっていたスポーツを再開したなど皆さんイキイキしていらっしゃいます。
うちの親のお金の整理整頓を頼みたい!という方はこちらまでご連絡ください。