図書館でこんな本を借りました。
ちなににカナリア書房では、以前こんな本で私も登場しました
まあそれはそれとして・・・
本の方はというと、「あるある」という内容満載です。
私のところにも思い込みが強く、危ない雰囲気を漂わせながらお見えになる方もいます。
そうそう、この本の中に出てくるような話を信じて
「日本沈没論」
こんな話で罪もない善良な市民を脅かすのはどうかと思うけど、今だに聞きますよね。
日本のお金は使えなくなるとか、ハイパーインフレになるとか、年金はもらえないとか
だからこそ
世界にお金を逃がしてあげましょう!
そうです、プライベートバンクです!
ほんとか!?
あと多いのは、金持ち父さんが愛読書系
「なんとしても不動産をかって不労所得をなくちゃ」と物件求め、借金を重ねたり。
あぶないな~
日本がなくなること・・・ないと思います。
お金が使えなくなること・・・ないと思います。
不動産を持てば不労所得が入って安心だということ・・・まずないと思います。
プライベートバンクに口座をもつと幸せになれうこと・・・縁がないのでなんとも言えませんが、プライベートバンクに口座がなくても幸せにはなれます。
日本より海外がいいと無条件に思っている方が未だにおおいのですが、海外のもの=いいものとは限りません。
ちょっとくらいのメリットなら、言葉のハンディですぐに取るに足らないものになります。
いざ使おうと思っても、すぐに下ろせない、下ろす手続きが分からないなど、トラブルはよく耳にします。
これは別に海外の金融機関が悪いのではなく、そこまで考えずに行動を起こしてしまった当の本人が悪い場合が非常に多い。
身の丈にあっていない運用です。
海外のお金持ちが不動産をリノベートしながら利益を得ると、いいなあと思ったりする人もいますが、海外の不動産事情と日本の不動産事情は違います。マーケットも建物に対する価値観も税金も。
海外の成功事例がそのまま日本にはあてはまりません。
有事の金といって、純金積立をするひと・・・有事に役にたつのは金の延べ棒とか、「もの」として価値のあるもの。有事には積立を解約して口座に振り込んでもらうなんてこと、まずできないと思います。
海外口座もやたらと持ちたがる人・・・通訳を頼んだりするだけ、コストもかかります。大事なことは海外にお金を持っていくことではなく、海外のマーケットに投資をすること。
もちろん日本の金融機関から投資はできます。
この本は、日本人のお金もちのおばあさんが、怪しげなセミナーや怪しげなコンサルタントにかもにされる話です。
誇張されている部分も多いかと思いますが、かなりリアリティはあります。
騙されそうな人は読んで仮想体験から学びましょう!
おいしい話には要注意です。
まともな人は、しっかり働いてコツコツ積立でお金を貯めるのが一番。
その中です、一部を投資商品にしていけばいいのです。
ムリする必要はありません。
ぜひ心あるFPとよりよい形の資産づくりをしてください(祈)