個人と頭についているだけに、利付債券のもつ中途解約時の元本割れリスクを排除した特別仕様の債券が個人向け国債。



これには昨日ご紹介した5年満期のものと10年満期の2種類がある。



中途解約時の元本保証・・・と言いつつもペナルティがあり、5年満期ものは



購入後2年経過すると中途解約可、でも解約すると直近4回分の受取利息を返金しなければならない


詳しくはこちら


しかも前回発売された5年もの国債の金利は0.76%!



これを普通の銀行では、「定期預金より金利がいいですよ~」なんて言って売るんだろうな~



5年ものに比べると10年ものの方が救いがあるかな?



10年ものは変動金利なので、世の中の金利が上昇していけば、この債券の利息も増えるという仕組み。


債券としては、超ウルトラC位すごい特別仕様です。



確かに金利が上がるかもしれない!というのは、ミステリアスで魅力的だわ!?


しかも中途解約は1年経過後で返金は直近2回分の利息というのは5年ものより条件はいい感じ。


詳細こちら



では、検証を・・・こちらは平成15年に発売された第1号の個人向け国債10年ものがこれまで金利がどう変化したかを紹介しています。こちら



ちょこちょこっと1%を超えた金利をつけたこともあったけど、それってそこに対応する半年にしか適用されませんから・・・




確かに金利に合わせてお金を預け替えしたりする手間ってあるかもしれないけど、その程度は自分で判断して行動が起こせるくらいのマネー力は持っていてもらいたいな~



10年ものであっても、こんな金利の推移じゃあ1年位の短期でより金利の高い定期預金を探して預け替えした方がよっぽどいいんじゃない?






商工中金が扱っているワリショーとかリッショーとか も債券を使った貯蓄で悪くはないし、特にワイドなんかね、半年複利だから仕組みからすると郵貯銀行の定額貯蓄位いいんだけどね・・・

金利がね~ガーン

だったら、地方債はどう?

地方債とは東京都とか大阪府とか地方自治体が発行する債券で仕組みはりつき国債と同じ。

たとえばみずほインベスターズ証券 では、結構日本円だての既発債を扱っているけど・・・

んーん、やはり飛びつきたいほどの掘り出し物はありません。

じゃあ、そろそろ皆さんに1.84%、3.8%の1年満期の債券のご紹介をしましょうか。音譜

待ちきれないという方は

心をお財布を幸せにする専門家 CFP山中までご連絡ください^^