ねんきん定期便でこれまでの保険料支払状況に応じたもらえる年金額が個人ごとにわかるようになりました。
5月が誕生月の私にも先日定期便が来て
、正直「少ない」と思いました。
皆さんにも順次定期便が送られてくると思いますが、ひとつ大事なポイントがありますので覚えておいてください。
定期便に書かれているのは、これまでの保険料納付実績です。
したがって今後保険料の納付を続けること(仕事をすること)により、もらえる年金額をふやすことができます。
自営業の方
国民年金は、1年保険料を納めることにより年間約2万円もらえる年金が増えます。
2万円とあなどることなかれ、一生涯増えた金額が受け取れますから、その差は大きいです。
さらに、確定拠出年金・国民年金基金など税金の優遇策も受けられて自分のために運用できる制度がありますからぜひ検討しましょう。
自身の仕事に一生懸命の自営業の方ならば特に、自分の生活防衛策がおこたりがちです。
ぜひ一度FP相談をお受けになることをお勧めします。
ほとんどの場合、家計が大きく改善します(実績多数あり!!)
会社員の方
厚生年金額は以下の計算式で決まります
平均標準報酬月額x乗率(1000分の7,125)x加入月額x物価スライド
※2003年3月より前については、また計算方法が違います。
なんかややこしそうですが、
たとえば今後再就職して月平均20万円の給与で20年働きたいという方なら
20万円x7.125÷1000x20年x12か月=342000円
となります。
物価スライドというのは、これまた話が長くなるのですが、実際にはこの計算で出した金額より若干減額されるよという意味です。
仮に上記計算から若干減って30万円のみの増額となったとしても、もらえる年金額がこれからの働き方によって変わってくることがわかるのは励みになるのではないかと思います。
たとえば、正社員への道もあるけれど、配偶者控除などの関係で余力があるのに年間103万円のパートでいる人。
税金や社会保険料の負担は多少増えますが、それでも稼いだお金が全部国に持っていかれるわけじゃない!
必ず手元に貯金できるお金が残り、そして将来自分自身が受け取れる年金が確実に増える
これって絶対頑張って働いてみる価値があると思うのですがいかがですか?
※女性の働き方については、著書「積立で1億円準備するお金育てQ&A 」で詳しく紹介しています。
公的年金には確かにいろいろな問題が含まれていますが、
私たちの老後のもっとも基礎の部分を支える制度であることに間違いはありません。
まして、私たちがこれから暮らす国、私たちの子供たちが生きていく国
まずはひとりひとりが知識をもって、将来のために真剣に考える必要があるのでは、と思います
我が家の将来の幸せのため
これからいかに収入を殖やし、いかに貯蓄を殖やしていくか一緒に考えませんか?
心をこめてお手伝いします。
心とお財布を幸せにする専門家 CFP山中のホームページはこちら