私は5月生まれなので、昨日ねんきん定期便が我が家に到着しました!



ねんきん定期便とは、昨年のねんきん特別便をさらに進めた社会保険庁からのお知らせで、現役の年金加入者すべてに対して、お誕生月に発送される予定です。


ねんきん定期便に何が書いてあるか・・・



1、これまで払ってきた年金保険料詳細


 厚生年金、国民年金の支払保険料が全て掲載されています。

 厚生年金については、標準報酬納付額(給与の額とほぼ同じもの)も書いてあります。



2、将来もらえる年金予想額


 これまでの支払保険料に対する年金受給額の見込み



私の場合、これまで約20年間の間に支払った保険料合計と受取年金額を比較すると、もらいはじめから約5年で元がごれる計算になっています。


65歳から年金をもらうと、69歳で支払った保険料分はとりもどし、それ以降は利息ということ



今後まだ20年近くあるので確定ではないのですが、公的年金ってこういうものです。


よく支払損などと思っている人もいますが、決してそんなことはありません。


理由その1


受け取る年金は3分の1は税金が投入されているから(2分の1に引き上げられます)


年金保険料と支払った分に加えて私たちが支払っている税金が、年金の財源になっています。


たとえば、年金保険料を支払っていない人でも、税金は支払っていますよね。


年金未納ということは、それこそ税金分だけでも支払い損ということになります。



理由その2


会社員の場合、将来受け取る年金のための支払、半分は会社が出してくれています。




中途半端な知識で、年金なんて信用できない!なんて早合点してはいけません。


まあ、そもそも年金保険料は支払義務であるので、そもそも払わないという選択肢はありませんし・・・



制度の問題点は確かにあると思いますが、まずは国民の義務をしっかり果たし、正しい知識をもった上で正々堂々と議論すべきでは、と思います。