天皇皇后両陛下のご成婚50年を祝う報道が昨日、一昨日と続いていました。
昔の写真を見ると美智子様って本当にきれいだな~と。気品があって、知性があって、美しい。
もちろん今でもおきれいだけれど、50年まえに日本人が世界に誇れる日本のプリンセスとして熱狂した気持ちがよくわかる気がしました。
私自身はご成婚の時はまだ生まれていなかったけれど、昔の映像に残る東京の風景は私が育ったころの田舎の風景を彷彿させ懐かしい気持ちに。
お父さんたちは開襟シャツ、お母さんたちは割烹着。土埃がたつ舗装されていない道路。1960年代って、日本ってあんなだったんだ、と
今日の日経新聞の春秋で、50年前の日本の平均月給が2万円、実質経済成長率は9%だったと書いてあったけど、そのころの日本人は豊かではないけれど希望を持って力強く生きていた感じがします。
この50年の天皇皇后両陛下の存在とはたらきは素晴らしいと思うけれど、何よりも素晴らしいと思うのはご夫婦の姿。お互いに尊敬しあい、こどもを慈しみ、家族を大切にしている姿は、まさに夫婦の理想像と思うのは私だけじゃないと思います。
最近では、離婚も普通だし別れる選択肢を否定する訳ではないけれど、自分が選んだ人生をまっとうするその強さはやはり忘れず生きていかなければと思います。