推しの新曲が発売される日はワックワクします。
ワックワクしたままタワーレコードに行き、店頭に並ぶ愛しい推しの新作パッケージを見つけると鼻息を荒げながら手に取ります。
息を整えながらレジに並び、ポイントカードをスマートに提示し、購入です。レシートは袋の中に入れてもらいます。
ディズニープリンセスのようにスキップして帰ります。森の動物達も私が推しの新曲を手に入れたことを祝福してくれます。
推しの新曲が発売される日はワックワクします。そしてCDを買います。ダウンロード購入や定額の配信サービスなどが便利となり、CDを買わなくても音楽が聴ける時代です。なぜCDを買うのでしょうか。
私があえてCDを買うのは「推しだから」です。
私の場合「推し」であるアイドル、ももいろクローバーZさん、及びその中のメンバー個人、ユニット名義の音源作品を必ず買います。「推しだから」です。
ここでいう「推しだから」は「応援しているから」にほぼ等しいです。
本人やグループに愛着がなく音源が好きなだけならダウンロード購入すればいいと思っていますし、ほとんどの音楽に対して私はそうしています。
でも、推しは、推しだから、CDを買います。
「ファンならCDくらい買えよ!」「CDも買わないならファンじゃない!」と偉そうに叫ぶ意図はありません。ファンがファンの敷居を高くすることほど愚かなことはないので。好きならみんなファンを名乗っていいと思います。きっと私の推し達は喜びます。
「特段の応援をするわけではないし、ただ自分のお気に入りエンタメコンテンツとして楽しめればいい」状態の人をもファンと認めます。「ももクロって良いですよね」と頷きます。
しかし私はことアイドルにおいて、その楽しみの醍醐味は「応援することにある」と思っています。「応援」によって参加型エンターテインメントになるのがアイドルです。
ライブ会場には曲中に応援団のようなコールが聞こえます。アイドルは作品やパフォーマンスのクオリティ以上に、そこに至るまでのプロセスが努力として評価されたり、物語として感動を呼ぶようなことがあります。
作品が一方的に披露されていくだけでなく、演者本人を「応援すること」「応援している人」がより気持ちよくなれる要素が、アイドルには確実にあります。
ただ観戦するだけでなく好きなチームを応援してるから楽しい、のように言い換えるとスポーツなどに共通してわかりやすいでしょうか。私達アイドルのファンはその「応援したい」概念を「推す」という言葉に込めているように思います。起源を調べたことはありませんが。
そこでCDです。好きなグループを応援することを楽しむにあたって、CDを買うことは私にとって「応援の楽しみ」の最たるものの一つとなっています。
新譜の販売はタレントご本人達によって精力的に告知され、その売上実績は数値やランキングでメディアに乗ります。
結果を求めてしまうのは「応援」の持つ業でもありますが、推しの活動や作品が、対外的にも大きな意味を持つ結果を打ち出し、そこに私達のファンの応援活動が反映される。私はこれに、推しアイドルを「応援することを楽しんでいるファン」としてこの上ない興奮をおぼえます。
ライブ会場に足を運んだりグッズを買ったり、お金を落としただけで応援していることになります。お金を落とさなくてもファンレター1通、ブログコメント一つが推しの力となり、応援となることもあるでしょう。
推しに対してそんな「応援する楽しさ」を感じている人にはぜひCDを買ってみてほしい。CDを買うことは本当に「気持ちのいい応援」です。しかもそれはパッケージとして形に残る。
だから私は、推しの新曲が発売される日は、推しの歌う新しい作品に出会えること、それを応援できること、2つの喜びにワックワクします。オタク冥利に尽きるのです。
「応援することを楽しむ」のは誰に強制されてできることでもありません。そこに性感帯があるかどうかくらいのものでしかないと思います。
ですので私は「この曲はコールするのも楽しいよ」「このライブ映像は感動するからオススメ」と提案するように「応援するならCDは買った方が楽しい」と提案したいです。
最後に関係のない話ですが、ももいろクローバーZの新曲がとても良い曲なので聴いてみてください。
カップリングもアドレナリンが出る曲なので、買ってみるのもオススメです。では。