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ももクロ体験談

ももいろクローバーZ、そのメンバー百田夏菜子ちゃんの応援ブログです。本当はほとんど落書き帳です。Twitterアカウント:nobusen2


18:00 業務終了

18:01 退社


疾風迅雷とはまさに仕事終わりにももクロのライブへ走る私のことです。

東京ドームは幸い私の職場から2駅。そのまま走って向かった方が早いのではと思わせるほどの疾走感。お疲れ様でした!の挨拶が職場に置き去りにされます。


あと30分で私の愛するももいろクローバーZさんのグループ結成10周年記念コンサートが東京ドームで行われます。時間がありません。


東京ドームに到着し、行けないはずだった私を当日ツイッターで拾ってくださった神(初対面)との待ち合わせもスムーズに成功。私はすでにおかしなテンションになってしまった状態で挨拶したので、神には「やばいやつ拾ってもうた」と思われていたかもしれません。


入場。着席。待機。開演。

推しの登場を待つ時間は宇宙のように遠く、そして光の速さで過ぎ去っていきます。


会場が暗転し、ももクロライブ恒例のオープニングムービーが流れます。さぁ鳴けよ東京ドーム。ももいろクローバーZの結成10周年を祝おう。


スクリーンに映りコメントを語るのはももいろクローバーZのメンバー、百田さん高城さん玉井さんあーりんさん、4人のスーパー美人20代。完全に美女。この人達がこれから出てきてライブしてくれるって本当?


OPムービーが終わりすぐに会場に鳴り響いたのがももいろクローバーZ登場曲、『overture』です。

私はメンバーの登場を客席の声援で一緒に盛り上げられるこの登場曲が大好きです。私も血管を浮き立たせて叫びます。

ももクロが、来る。


あーー!!よっしゃももクローー!!

れに!(好きだーー!!)

かなこ!(好きだーー!!)

しおり!(好きだーー!!)

あーりん!(好きだーー!!)

い!(好!)

く!(き!)

ぜ!(だ!)

ももいろクローバーー!!(好きだーーー

ー!!)


括弧内は私の心情です。真似して叫んでる人がいたら優しく間違ってると教えてあげてください。

曲が終わると、私達が全力で叫ぶ声に呼応するように、ももいろクローバーZ4人がステージにせり上がってきます。ああこれが推しグループの10周年ライブか。まだ勝手に叫び散らしたらメンバーが出てきただけだというのに、不安定な情緒がグラグラと揺れ涙が出てきます。ももクロさん4人の表情がとっても素敵。


この登場~1曲目のファーストコンタクトも、私がももクロライブで特に好きなポイントの一つです。


開演前の客席には、いつも何とも言い表し難い緊張感が漂ってるんですよね(もしくは私が自分で発している)。

で、ステージに上がった直後のももクロのメンバー方もまた、何とも言い表し難い緊張感を纏って登場するんです。

ももいろクローバーZと客席の緊張感がぶつかるOP~ライブ開始直後には、ライブ中盤から終盤には見られない衝突的な楽しさがあります。多分他のアイドルさんもそういうところあると思いますし、セトリは1曲目が大事!とか言われるのもそれだと思うんですよね。


この日のももクロさんは、やはりギラギラ。


それもそのはず、一曲目はこの日発売のももクロ初のBESTアルバム『桃も十、番茶も出花』の初回盤の一つに収録される新曲、2011年発売のアルバム『バトルアンドロマンス』に収録されている『Z伝説~終わりなき革命~』のリニューアル版『Z伝説~ファンファーレは止まらない~』だったのですっ(早口)(息継ぎ無)。


今年1月にメンバーの1人、有安杏果さんがグループを卒業し4人となった新生ももいろクローバーZの決意の歌です。「我らはアイドル 週末ヒロインももクロ」落ちサビにある必殺のフレーズに細胞が震えます。アイドルって、良いでしょ、良いですよね。今日が週中水曜日であることなんて些細なことです。


「アイドルは格好良い」という価値観を女性アイドルにも適用させたのが私の場合ももいろクローバーZだったのですが、その"格好よさ"代表曲のリメイク版。歌詞もメロディも半分以上変わる中で、このフレーズを最後にちゃんと残してくれた両曲の作詞曲者ヒャダインを胴上げしたい。


2曲目以降も、ももクロさんの所謂「爆アゲ曲」が続きます。

夏の怪曲『ココ☆ナツ』も歌います。久しぶりに聴くと、やはりサビがココココばかりなの本当に馬鹿らしくて楽しい。この曲のサビの語彙力の前には今日がまだ5月であることなんて些細なことです。



衣装替え後、ステージに一人でせり上がってきたあーりんさんが十数秒の沈黙の後、かつての有安さんの見せ場曲だった人気曲『ゴリラパンチ』の出だしソロを歌い出し東京ドームに歓声が上がります。

有安さんの有名パートやその曲って、まだまだ繊細に扱われがちなのですが、この日のあーりんさんは十数秒間の不敵な笑みをもって、圧倒的な華でこの曲を自分色に染めてしまいました。

これをカリスマ性と呼ぶのかもしれませんが、あーりんさん、あとはリーダー百田さん。この二人がドヤ顔で笑みを浮かべた時って絶対に勝つんですよね。勝率100%。絶対に勝ちます。



毎回「スペシャルゲスト」と紹介されるも今や客席の誰もピンときてない松崎しげる氏が愛のメモリーにのせて秋のミュージカル興行を発表し(興奮)、ライブもいよいよ終盤だ、という時に私は気付きます。


「あれ?今日ずっと楽しいぞ?」


いや、ももクロさんのライブが楽しくないことなんてなかったんですけど、楽し過ぎるんです。

1月に、10周年を目前にして、8年間共に歩んだメンバー有安さんが脱退し、そこからメンバーもファンも、葛藤しながらもがきながら必死で走ってきて遂に辿り着いた10周年記念ライブです。


で、ライブタイトルには「覚悟」の文字。


私は夜泣きの赤ん坊のように泣きじゃくってドームを後にするものだと思っていました。

蓋を開けるとどうでしょう、とにかく楽しい。メンバーがトロッコで近くに来て嬉しい。新曲、新アレンジ曲最高。オープニングこそウルウルとしてしまったものの、ほとんど笑っていました。


でも、そうでした。ももクロさんを好きになって、ライブに行くようになった時の私はそうでした。

とにかく楽しくて、笑えて、ご機嫌で会場を後にするのがももクロのライブでした。

しかし彼女達を追いかけて彼女達の努力や悩みや苦悩を共有するうち、いつしか私は彼女達の楽しそうな笑顔を見ても涙するようになっていました。今年1月、有安さんが卒業してからのこの4ヶ月間は特にそれが顕著です。彼女達のひたむきさな笑顔に胸を締め付けられるのです。

自分で悪いことだとは思ってません。というかここまで感情移入するようになるともう末期なので元には戻れません。手遅れなのです。


そんな私が初心を思い出してしまうほど、とにかくライブが楽しい。

そうだ、みんなももクロのライブの楽しさに惹かれるんだった。この楽しさがももクロライブだ。どれだけ追いかけたかとか、ファンじゃないから、とか関係なく、誰が見ても楽しい。客を選ばない無敵のアイドルエンターテイメント。

ライブタイトル『TDFの覚悟』にあった「覚悟」の文字は彼女達の原点の提示だったのだと気が付きました。


ももクロのライブは本当に楽しい。

今日の良き日に、ちゃんと思い出せてよかった。


しかしこの後終演時のメンバー挨拶を聞いた私は断続的に目頭が沸騰してしまい、結局泣きじゃくりながらドームを後にしました。


ももクロさんの最後のあいさつについては、語り始めるとこのブログがサクラダファミリアになるのでまた落ち着いたらどこかで話したいです。

でも、リーダー百田さんの嬉しかった言葉を1つだけ載せさせてください。


「いい人ぶると、みんなが笑顔になってくれるなら、その理由は私達じゃなくてもいい。でもちょっと欲を出すと、笑顔の理由が私達だったらいいな」


教科書に載せるかこの言葉を彫った石碑を二宮金次郎の像の代わりに置くか、しましょう。


ファンの人はわかると思うんですけど、百田さんって聖人君子すぎる時があるんです。

自己の野望がないというか、欲がないというか、極端な話にすると「なんで芸能界にいるんだろう」と思ってしまうようなところがありまして。

アイドルという沢山の制約のある人生を選んでひたむきに走り続けるモチベーションがどこにあるんだろう、打ち込んでいるものと成し遂げていることに対してのモチベーションが弱くない?と思ってしまうのです。

私の脚本脳というか漫画脳のせいかもしれません。


百田さんは「みんなに笑顔を届けるために」といつも言ってくれます(本当に尊い)が、私はそれも「私達がファンでいる理由にはなっても、そんな使命感じみたもの、百田さんがアイドルをやる根本的な理由にはならないのでは?」と思っていました。


そんな百田さんが「ちょっと欲を出した」望みを言葉にして話してくれたおかげで、少しですが、想像しかできなかった彼女の原動力に共感ができました。


「笑顔の理由が私達ならいいな」


ファンとして、この言葉が、ほんの少しの彼女のエゴが、天に昇るほど嬉しいのです。そして彼女達が直接観客と向き合うライブを大切にしてくれている理由がわかった気がします。この日東京ドームに集まった46000人の笑顔の理由は間違いなくももクロなのですから。


引くほど笑って引くほど泣いて、3日経った今でもボーッとしてしまって、でもこの余韻が過ぎ去る前に何か書いておかなくては、と思ってブログを書きました。


最後に泣いた話ばかりしてしまって説得力がないのだけど、先生今日はこの言葉だけ覚えて帰ってほしい。


ももクロのライブは楽しい。


これを一言言うために何千文字も使ってしまうあたりがもう駄目オタクですよね。あとももクロ、めっちゃ可愛くて美人です。ではまた。