みんな大好きフェンダーストラップ。誰かがそんなことを言ってました。私もそう。
１０年ほど前、無理して大枚叩いて買ったカスタムショップ。一式のなかにカスタムショップ制の革のストラップが付属されていたが、あえて安いタイプのストラップにしてる。当時１８００円くらいだったか。フェンダーと言えばこれというイメージが強すぎるゆえん。安くてもこれ。いやむしろこっちのほうがかっこいいでしょ。そうでしょうよそりゃ。
実に１０年ぶりにストラップを買った。今回は白がいいかなー。どの色の組み合わせでもグッとくるはず。３０年前に購入したストラップ（左）と比較してみる。かわらないデザインがうれしい。おそらくこれからもずっとかっこいい。永遠にかっこいい。
実際ギターに装着してみた。ん？どした？しっくりこない。
一番の違和感は裏地。安いストラップでよく見るデコボコナイロンバンドに変更されとる。側の仕立てがボンドで固めてて。それがTシャツをバリバリと傷つける。そしてストッパーとはとても言えないほどすべる。なんでこれ採用した？
（左が従来 右が新品）
あと長さ。短くなっとるじゃないか。どして？
４０ｃｍほど短い。確かにこれくらいありゃね。わたしにとっちゃ十分の長さだ。しかし装着したときにわかる、少し短い。位置を低くしたいときはどうすりゃいいのよ。体の大きな外人さんには短すぎじゃね？
革部分の縫製は綺麗になっとる。厚手の革になっててこっちのほうが安定感はありそうなんだが私にとっちゃ前のでも全然よかったのに。気に入らなけりゃ自分で 補強でもなんでもするわ。
物価高、円安。値段は倍くらいになってるんだよね。そうなっても仕方ないんだが、なんだか安っぽくなってしまった。いや安っぽいのがいいんだろうよ。でも質感安っぽくしちゃダメダメダメ。
今回のマイナーチェンジを絶賛しているサイトがあったけどわたしにゃ全然理解できない全然評価できない全然推奨しない。コスト削減？企業努力？結果このありさまなのであれば残念でしかない。本当に残念。本当に残念。本当に残念。
こんなことになるんなら１０年前に全色購入しておけばよかった。ほんとうに残念。高くてもいいんで前の仕様のバージョンも継続してもらえんかな。それこそNOSでいいじゃない。