東京まで遠征していろんなフェンダーカスタムショップ製品を見てきたが
9割9分はレリック仕様。してないものはほとんど見当たらない。
なんだかマスタービルダーと言われる人も
いかにレリック上手か、ってところが評価されているよう。
なぜだ。
いい木材を使っていい腕の職人がいい楽器を作る。
本質的な部分は押さえてるでしょう。
加えてデザイン。
とても重要だと思うがそれにレリックが含まれているのか。
ジーンズと一緒かな?
レリックナシを作っていないわけではない。以前で言う「NOS」は存在する。
しかし市場に求められるものが優先的に店頭に並ぶ。と店員。
確かにそうだろう。
だけどみな傷のついたボロボロのものが欲しいのか…。
右のストラトは30年前、学生の時に買ったAmerican Vintageのストラト。
同じメイプル指板でも色が黒く変色しているのがわかるだろうか。
さらによく見ればギターのボディーも細かいキズもあり、
ネック・フレットもそろそろメンテしなきゃな、という状態。
もう30年も使ってるんだもんね。
使えば使うほどボロくなる。それでいいでしょ。
あたりまえのこと。
ピカピカなものを自分仕様に使い古していく。その過程を楽しみたい。
少数派?全然かまいません。まだまだ使っていきますよ。
そのうち車やスマホとかもレリックが登場したりするのかな。
車にキズついただけで数日落ち込んだり
スマホケースや保護シートでキズひとつつけずに大事にしている日本人がなぁ。