僕は全盲で車いす。


平日の夕方、彼女の会社から帰ってくると


いつもやることが僕にはある。


平日の昼食は毎日、


彼女がお弁当を作ってくれるので


僕と彼女のお弁当箱を洗うのだ照れ


お弁当箱が入っている袋からお弁当箱を出し


それを四つ這い(はいはい)で


キッチンの出入り口まで運び


そこから、家用の車いすに乗り


お弁当箱をキッチンのシンクまで運ぶ。


その日もいつものように同じ感じで動いていた。


そして、スポンジに食器用洗剤をつけ


お弁当箱を洗おうとシンク内に手を伸ばすのだが


ない!?お弁当箱がない!?


なんで・・・???


一瞬、僕は固まりよく考える


あっ、移動してきたのは僕だけで


お弁当箱はキッチンの出入り口に


置いてきちゃったてへぺろ


となる僕なのでした爆笑爆笑爆笑


何となくソワソワしている僕の様子に


彼女 「どうしたのはてなマーク


と、リビングの方から彼女が聞いてきたので


のぶ 「何でもな〜いニコニコ


と何事もなかったように


僕はやり過ごすのだったチョキ口笛


また、彼女にツッコまれちゃうからねてへぺろ


『チッチッチ上差し気づかれてないと思ってるだろうけど、知ってるよニヤリ』byさち


ガーンガーンガーン


『私を誰だと思ってるはてなマークさちさんだぞニヤリ』byさち



※このお話はノンフィクションです。