僕は全盲で車いす。


僕名義で金融会社から


お金を借りることを了承すると


すぐに車に乗せられ兄と金融会社に向かった。


それは車で20分ぐらいのところにある


隣の県の金融会社だった。


借り入れの相談をし審査にかけるが


僕が障害者だからという理由からか


審査は通らなかった。


了承はしたものの不安もあったので


審査に通らなかったことを


この時 ものすごくホッとしたことを覚えている。


と・・・・・ホッとしたのも束の間


 「次行くから」


次!?ハッ


僕は車に乗せられ今度は地元に戻っていった。


どれくらい車で走っただろうか。


次に連れて行かれたのは地元にある


『アイ○ル』だった。 愛が〜ラブラブ一番音譜


この『アイ○ル』では信じがたいことに


すでに審査にかけられていて通っていたびっくり


あとは借り入れが行われるだけの状態に


なっていたのだびっくり


はぁ?

全部

用意していたことなんかい!?

ムカムカプンプンムカムカプンプンムカムカプンプンムカムカ


この頃 僕の健康保険証は母親が管理していた。


どうやらそれを使って審査にかけていたらしい。


そして20万円の借り入れが行われた。


見えないけど僕の目の前で・・・。


のちに自己破産を担当してくれた


弁護士さんからの資料によって


知ることになるのだが


実はこの時 20万円だけという約束とは違い


最初から30万円の借り入れが


されていたのだった。


見えないってこんなにも怖いことなのだと


僕は事実を突きつけられることになるのでしたショボーン



次回へつづく

※このお話はノンフィクションです。