僕は全盲で車いす。


それは平成29年頃だった。


リビングにいた僕に兄が声をかけてきた。


兄 「のぶ、どうしても必要なものがあって、

すぐに買いたいんだけど、クレジットカード

貸してもらえないかな」


と言ってきた。


僕は何度も断るのだけれど


だんだん険悪なムードになってきたことを感じた。


そうこの人


自分の頼みや意見が通らないと


逆ギレするという面倒な人だったガーン


最終的には手を出してくることさえあるパンチ!パンチ!パンチ!


自分の兄だがヤバい人・・・叫び


金額的にも


あまり問題がなさそうということもあり


ネットショッピングだったので


その場で購入手続きをとってもらった。


しかしこれが間違いだった笑い泣き笑い泣き笑い泣き


僕が見えないことをいいことに


兄は僕のクレジットカード情報を


自分の携帯電話に登録していたのだ。


そしてこのあと その情報を使用して


多額の買い物をされてしまうのだった。


その後 身に覚えのない僕名義の請求書が


届くこととなる。


金額的にもさすがに僕が


支払うことはできないと思い家族に相談した。


家族で話し合いをするのだが


兄には全く返済する姿勢もなく


両親が返済していくことになるのだが・・・



次回へつづく

※このお話はノンフィクションです。