42年ぶりに奈良県の十津川村に行ってきました。
奈良県十津川村は、東京23区に匹敵する広大な面積を持ちながら、鉄道が通っておらずその約96%が山林という日本屈指の秘境です。
初めて行ったのが1979年で1984年までに数回訪れています。
十津川村の折立という集落のバス停から橋を渡った処に山に分け入る小道があって、それを当時の足で40分位登ったところに今でいうところの「ぽつんと一軒家」がありました。
そこの主は芥川耿さんといって京都の画家ですが、この人は大麻取締法は憲法違反であると裁判を起こした人でこの裁判にはアメリカの統合医療の権威であるアンドリュー・ワイル博士が来日し、大麻の臨床データをもとに証言を行ったことでも知られています。
芥川さんはその当時京都の宇治市から十津川村に移住して半自給自足生活をされていました。
その裁判の支援をしていた今はなき当時は有名な情報誌に務めていた友人のお誘いで十津川に行くことになり芥川さんに川原に涌く上湯温泉や玉置神社に連れて行ってもらったりしました。
それが1979年です。
上の写真は1982年のもの。
今回はその上湯温泉の急な坂を登ったところにある神湯荘という温泉宿に泊まりました。
当時は十津川は陸の孤島といわれていて、神戸からは車で少なくとも6時間はかかったと思います。
今では、神戸から最短で3時間ほどで行けるようになりました。
夕食は十分満足できるもので、和歌山のマグロも旨かったですがマスの方があっさりした脂で旨かったです。
温泉は館内に1つと露天風呂が4つもあり、貸し切りにできました。
翌日、芥川さんの家があった山道の入口まで行ってみたら地元の人がおられて話を伺うと芥川さんは3年前に亡くなったがそれまでは十津川村・折立に住み続けていたとのことでびっくりしました。
今回の旅は芥川さんや、芥川さんを紹介してくれた友人を偲ぶ旅となりました。














