テンダーを後にして並木通りに移り、ビルの7階モーリバー到着。

こちらはテンダー以上に賑やかだ。

やはり、外国の方たちを中心に20人以上で埋まってる。

 

ちなみに、店の空気感にも微妙な差があって、上田さんと毛利さんの個性の違いを反映して

いる。日本人はほぼゼロなのに、不思議な感じだ。

 

「満席ならば・・・」

「いやいや、あなたはこっち・・・」

 

セカンドの渡辺さんから通されたのはカウンターの端の内側、モーレンジーのハイボールを

渡された。要するにスタンディングで飲め、という事だ。

カウンターに座っているゲストの不思議そうな目が恥ずかしい。(罰ゲームのように

スタンディングで飲まされたのは、30年前の渋谷109・コレヒオ以来だ。)

 

さすがに、バーテンダーたちの仕事のジャマになるので、エレベーターホールに移動。

モーリバー・グランから移動してくる毛利さんを迎えることになった。

その間、渡辺さんの休憩(サボリ)に付き合う。

 

10時直前に毛利さん到着。すると渡辺さんが仕切って、モーリ・マティーニのオーダーを

取る。結局、ほぼ全員がオーダーする。

程なく、毛利さんのステアがスタート!

ゲストたちは一斉にスマホをかざして、撮影会のようになった。

 

毛利さんは、体調を考慮して10時のラストオーダーを捌いて帰宅される。

(お店自体は、遅い時間まで営業している。)

 

モーリバーもテンダー同様、外国の方たちにとって「聖地巡礼の場」となった。

(日本の若手バーテンダーにとっても、思いは一緒だと聞く。)

毛利隆雄さんにも、自身のお店から世界に向けて「日本」そして「毛利隆雄」を

発信し続けて欲しい。

 

改めて、毛利さんや上田さんのカクテルを何杯も飲んでいる事に、幸せを感じる。