東西線神楽坂駅出口の正面、サンルーカルバー到着。

カウンターの真ん中だけが空いていた。

まずは、マスター新橋さんオリジナル「プラウドマン」からのスタート!

 

カウンターの正面には、イタリアのリキュールたちが並んでいる。エチケットが派手だ。

 

「そのアマーロにグラッパを合わせて『フレンチ・コネクション』っぽくお願いします。

 イタリアン・コネクションと呼んでます。」

 

アマーロがオレンジのニュアンスを含んでいてグラッパが白タイプだったので、

オレンジピールをしてもらったら、華やかな仕上がりになった。

新橋さんにとっても発見だったようだ。

続いて、竹内さんのPBO優勝カクテルを頼んだら、

 

「実は・・・、シャルトリューズが入って来なくて・・・」

「ついに・・・」

「代わりに・・・」

 

ラフロイグ+ベネディクティン・ドム+カシス(ルジェ)+ライムJ  を作ってもらった。

夜遅い時間帯にピッタリな1杯だ、素晴らしい!

(今日は、ラフロイグに好かれてるな〜)

 

ゆっくり飲んでいると、隣のお客さんが新橋さんのサイドカーを飲みながら、

 

「1988年、人生で初めて飲んだカクテルが『サイドカー』なんです!」

「素晴らしいですね。私は1989年に初銀座、それも『クール』に飛び込みました!」

「お二人とも、良い出会いからスタートしたんですね。」

 

しばらく、3人で昭和〜平成初期のお話しで盛り上がった。

お供には、昭和の香り漂うカクテル「バイオレット・フィズ」だ。

 

今日が日曜日でなければ「代々木上原・カエサリオン」に寄るところだが、仕方ない。

まっすぐ帰ることにする。