みんな成長しています・・・
小学生、中学生、高校生、一般と指導していて、
小・中・高校生は保護者の方が思われている以上に、
子どもたちは、成長しています。
結構心配されたり、気にかけられたり、不安をお持ちの保護者様がおられますが、
学校でも、学校生活を送っているんですから、
バドミントンの時間も、みんなそれなりにちゃんとできています。
ジュニアのよっては、保護者の方がいなくてはならない所もありますが、
8歳以上であれば、一応会話が理解できるとされています。
親が側にいるからできない子、親が側にいないとできる子。
指導していると、これなんです。
子どもは親離れしています。
だけど、親が子離れできていないケースってたくさんあります。
親は、子どもがかまる前に、声を掛けます。
この当たり前のことが、子離れできていないように感じるかもしれませんが、
実は、親がいないときは出来ているのに、
親が側にいて、声をかけると、出来なくなる子がものすごくたくさんいます。
これは、集中力の分散だと思います。
子どもたちや指導者に集中している場面で、親にも集中しなくてはならなくなる。
そうなると、集中力のキャパを超え、出来ないように見えてしまいます。
親がプラスになる子もいれば、親がマイナスになることも、
団体行動などでは、あるということです。
これによって、100の力が、70,50,30しか発揮できないこともあります。
ちなみに僕も、マイナスの効果でした。
指導者目線で見ると、子どもたちって、
日々成長、毎練習できるようになることが増えています。
なので「任せる」ことをします。
時間はかかりますが「任せる」と「任せられます」「やってくれます」になります。
ジュニアクラブの練習で、最も必要な人は、
監督や代表は別にして、上級生、キャプテン、副キャプテンです。
コーチではないんです。
6年生がいる場合には、6年生がしっかりしていれば、
練習って回るんです。
コーチや保護者がいないと練習が回らないことなんてないんです。
学校では、出来ている。
クラブではできない。
これは、大人の責任です。
もちろん、第一に考えることは、強くすることではなく、
ケガをしないことです。
運動会を見ても、6年生ってちゃんとしています。
6年生だけではありません。
1年生も2年生も3年生も4年生も5年生も、
みんな頑張っています。
頑張れています。
スポーツクラブも同じです。
みんな時間はかかるかもしれませんが、出来るんです。
信じる、任せる、待ってあげる、
だけど、終了時間は急かせる。
どんな指導がよくて、どんな指導が間違いかなんて、分かりませんが、
上級生がしっかりしているクラブは、いいクラブだと思います。
田中信雄 入力H