おすすめ留学日記の本 「16歳の選択」 石黒加奈 | 英語大好き!

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16歳の選択―英語の苦手な女の子が飛びこんだアメリカ留学/石黒 加奈
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楽天のポイントが貯まったので なにを買おうかなあって考えて 前からもう一度じっくり読みたかった 石黒加奈さんの「16歳の選択」という本を買って 先日から読んでます。 週刊STを一時 定期購読していたとき英語でしたが 彼女のアメリカ留学時代を回想した日記を読むのが楽しみでした。 そのころはまだThe Japan Times社の電子メディア局に勤務されてて その彼女の経歴を知ってすごい人だなと思っていました。 まだ今でもお若いのですが 16歳で単身アメリカの高校に留学し メキメキ英語を身につけて私たち英語学習者からしたら 神さまレベルの 英字新聞の記者にまでなるのですから。


この本は日本を出発して アメリカの高校を卒業されるまでの話です。 寮生活をしながら、当時はインターネットもなく、長期の休みにも日本に帰らず留学生活を続けたそうです。 まだ話は続くのですがこれらは週刊STオンラインのサイトで読むことができます。



我々からしたら 今では英語の読み書き話すのも苦労されないぐらいに すごいレベルに達した 加奈さんですが中学を卒業しての 留学最初の頃は ほとんど英語話せず、授業もわからず、という時期がやっぱりあったのだ、そしてこんなにたいへんな毎日に耐えて頑張ったんだ というのがわかりますますファンになりました。


また9年間の留学を終えて日本に帰国して 日本社会で居場所がないことで落ち込んだことも知らなかったので驚きました。 留学前の「いろいろな人にあって本を書きたい だからアメリカに来た」という夢を実現されてること これも素晴らしい。 


今でこそ思い出話でしょうが ほんとうにたいへんな毎日だったでしょう。 あとがきを読んでもそれがわかります。 


あとがきより

「この留学体験記は、最初から最後まで、泣きながら書いた。日本の家族や友だちと離ればなれに暮らして、寂しいのに、ただただがむしゃらに、強がって生きていた高校時代に流せなかった涙を、今、流しているみたいだった。  寂しい気持ちを根底に持ちながらも留学は、私の人格や価値観に、自分でも気づかないほどの強烈な影響を与えている。心に残ったものは、留学する前に夢みたとおりの、世界中の人たちとの素晴らしい出会いと、16歳の私には想像することもできなかったほどの深い感謝の念だ。」


海外留学を考えている若い人、またお子さんに海外留学をさせようと思っている方にもぜひ読んで欲しい本です。 全部 読み終えたらファンレターでも出すことにします。