冴えない人生
昨晩は自分の人生を悔み、なんて冴えない人生なんだろうと悲しくなった。小学校の時から塾に行き、それなりの進学校に入ったものの、希望の大学に入れず。補欠で合格した看護短大に行った。看護師になるなんて思ってもみなかった。それから大学に編入し、2年間は、とても楽しく充実した時間を過ごすことができた。しかしながら、そもそもやる気のない看護の世界に、さらに資格を取らなくてはならない保健師国試に落ちる。仕方がないので、病棟勤務をしながら、保健師資格を取ることになった。病棟勤務は私には合わず、たった2年で辞めた。それからは保健師の資格で随分と、同じような仕事をしている。結婚も遅くて、せっかく出会った最愛の夫は、風のように私の元を去っていった。今も1人で知らない土地で生活していて。子供もできず。義父はそのことを悔やんでいる。さらには、実の両親も、女としての人生を何一つなしえていない私に腫れ物のように接する。他人かよ。結婚し、子供を持ち、安定した家庭を築き、金銭的にも困らず、お互いの両親ともすぐ会える距離に住み、穏やかな生活を。妹夫婦は、まさにその通り。私は出来損ないです。海外に憧れ、英語に興味を持ち、1人旅も好き。仕事も転職には経験も長いので今のところ困らない。AI,DX とテクノロジーが進化している世の中で、いつか取り残されるかもしれないが。実家を離れてからの年月が長くなっている。今となれば、仕事はどこでもできるのでありがたい。と、上記の内容は、私の希望や理想と現実を、私自身が憂いていることなんだろうなぁ。義父のこれからのお世話をしていく覚悟がどうもできない。主人がいたから、義父がいたわけで、主人がいなくなった今、たった1人になった義父を、私が面倒見切れるのか。義父の無言且つ遠回しのプレッシャー。実両親との確執。そして、私のこれからの人生…。主人は、悪くない。悪くないけど、天国に八つ当たりしたくなる。ごめんね。私は自分のことしか考えていない、冷たい女です。貴方の、お義父さんへの優しい気持ちを、台無しにしてしまうかもしれない。そんなことが、ずっとずっと心に淀む毎日です。いつか、きれいで透明な心になるのだろうか。立場社会通念そして、覚悟何か、私は悪いことをしましたか?