久しぶりの映画ネタ!

26日は休みでしたが朝から雨だったので山歩きはあきらめ、名古屋のミニシアターまで。久方ぶりの映画三昧で「ブルックリン」「シング・ストリート」「エイミー」の3本鑑賞(^_^)v

まずはやっと見ることができた「ブルックリン」は今年のアカデミー賞で作品賞・主演女優賞・脚色賞にノミネートされた作品。

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1950年代アイルランドからニューヨーク・ブルックリンにやってきた移民の少女の青春や揺れ動く心をシアーシャ・ローナン主演で描く。

大人しく目立たない性格の少女エイリシュは、妹の将来を案じた姉の勧めで、アイルランドの小さな町からニューヨークへとやってきます。

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それまでとはあまりに異なる大都会での生活に戸惑うエイリシュは、その後イタリア系移民の青年トミーとの恋をきっかけに大きく変わっていくことになります。

洗練されたニューヨーカーとして生き生きと日々を過ごすエイリシュだったが、そんな彼女のもとに故郷からある悲報がもたらされ彼女は故郷に…

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うん。なかなかの秀作でした。
主演のシアーシャ・ローナンがエイリッシュの揺れ動く気持と戸惑いながらも瞳の奥にある力強い心を演じきっていました。

故郷アイルランドと新しい生活の街ニューヨーク。あることで故郷に帰り、いろいろ重なり戻れない状況を一変させた出来事。それは彼女が故郷を離れた遠因だったのかもしれない。

あのラスト。彼女が選んだ道は正しかったと思いたい。最後はじんわり泣かせる~(T_T)
でもあの前の雇い主の一言がなければどうなっていたのか…いつかはラストのようになっていたはず…と信じたい。

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太西洋を船で渡りニューヨークの百貨店で働き始めた頃の彼女。そしてアメリカに初めて渡航する少女に心構えを教える大人なった彼女。少女の成長物語でもあり、誰にでもある故郷や家族・仕事や結婚を考えさせられる作品。

アイルランド人とイタリア人の気質や仕事のことなどをもっと知ると楽しめるかな。大戦後の1950年代も移民たちが多くいたことなどなど。あの「ウエストサイドストーリー」も移民たちの抗争を描いた作品でしたね。

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アメリカは移民の国だから、この作品も意味合いが深いんだろうなぁ~って思いながら私たちでも楽しめるお薦めの作品でした(^_^)v